靴を脱いだ女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
靴を脱いだ女
靴を脱いだ女
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靴を脱いだ女

1937年公開、ミュージカル
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「新人豪華版」「女学生大行進」のジョー・ペナー、「世界の歌姫」「花嫁の秘密」のジーン・レイモンド、「新人豪華版」「当たり屋勘太」のバーキャカーカス、「有頂天時代」「トップ・ハット」のヘレン・プロデリックが共演するミュージカルで、「空中散歩」「町一番のチャッカリ娘」の監督者ジョセフ・サントリーが書き下ろし、「空中散歩」に協力したバート・カルマー、ハリー・ルビーおよびバイオラ・ブラザース・ショーアが再び組んで脚色し、「本人出現」「テンプルちゃんのえくぼ」のウィルアム・サイターが監督に当たり、「世界の歌姫」「新人豪華版」のJ・ロイ・ハントが撮影したもの。ダンスおよび音楽の指揮も「新人豪華版」と同じくサミー・リーとロイ・ウェッブがそれぞれ担当している。なお助演には「オーケストラの少女」のビリー・ギルバート、「新人豪華版」のアン・ミラーおよびリチャード・レーン、「マルクス一番乗り」のマーガレット・デュモン、フランクリン・パングボーン、アン・シューメイカー等が出ている。

ストーリー

カリフォルニア州サンタバーバラへの急行列車上で、富豪令息バリーはミッチという娘が客車の床に靴を踏み込んで困っているところに行き合わせ一目惚れしてしまう。ミッチは歌姫志願で、名指揮者モルナック博士に認められたいばかりに、彼を追ってサンタバーバラへおもむく途中だった。ミッチが下車したのでバリーも構わずサンタバーバラに降りたので、彼のお供をしている私立探偵オリヴァーも同宿する。こうして同じホテルに落ち合ったことを知ったバリーは猪突主義でミッチに意中を述べる。彼に好意を感じながらも、余りのあつかましさがしゃくなのでミッチは冷たくあしらう。オリヴァーはバリーが女に引っ掛からないように見張るのが役目なので、ハラハラして気を揉んでいる。ミッチの母マルスト伯爵夫人は、傾く家運挽回に、やっきとなっているので、ミッチは一日も早く歌姫として世に出て、気にそまない結婚をしないで済むようにしたいと念じている。ところがところが伯爵夫人は娘の居所を突き止め、金持ちのペナー夫人とその阿呆のせがれジョーを連れてこのホテルに乗り込んで来る。うすのろのジョーはホテルつきのバーキーの私立探偵の助手となって、ミッチをバリーの部屋に連れてくる仕事を始めるが、ミッチが自分の未来の花嫁だと母から紹介されて有頂天になる。ミッチはうすのろのジョーをはねつける唯一の手段に、バリーを自分の夫だと嘘ついてしまう。しかも、バリーが千万長者の後取り息子打ということが分かるとマルトス伯爵夫人は大喜びで、ホテルの新婚夫婦の特別室にミッチとバリーを入れる。これには二人も困ったが、ミッチも元来バリーがきらいではなかったので、語り合ううちに彼女も彼が好きになった。しかしその夜はバリーはバルコニーに寝て夜を明かした。オリヴァーはバリーが結婚したというので面食らい、バリーの母に大事件できすぐ来いと電報を打った。その夜ホテルではモルナック博士指揮のレビューが催された。ミッチは彼女のマネジャーのポーリンの苦肉の策で、歌手スーザンの衣装を着込み、スーザンの代わりに歌った。そしてそのすばらしさに惚れたモルナックはたちまち彼女を高給で長期契約した。その時駆けつけたバリーの母もミッチの美しさ優しさが気に入ったので、バリーの嫁にすることを承諾し、四方八方丸く納まった。

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作品データ

原題
The Life of the Party
製作年
1937年
製作国
アメリカ
初公開日
1937年
製作会社
RKOラジオ映画
ジャンル
ミュージカル


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