1990牡丹燈籠:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
1990牡丹燈籠
1990牡丹燈籠
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1990牡丹燈籠

1990年10月13日公開、80分、サスペンス・ミステリー
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怪談『牡丹燈篭』をモチーフに、一途の愛を貫く女幽霊と、彼女に溺れてしまう男の姿をミステリアスに描く。脚本・監督は「ギャッピー ぼくらはこの夏ネクタイをする!」の磯村一路。撮影監督は同作の三好和宏がそれぞれ担当。

ストーリー

ロックバンド“Bグッド”のマネージャーをやっている三郎は、かつてロッカーだった男だ。ある日、バンドの練習場で眠っていた三郎は、そこで雨に濡れたライダースーツの美女に出会う。女は悲しそうな目で三郎を見つめ、三郎も気まぐれに女と一夜を過ごす。翌朝、女の姿はなく、夢かと思った三郎だったが、残されたギターピックを手にした時、忘れていた7年前の記憶が蘇ってきた。まだロッカーとして活動していた頃、地方公演で出会った女、恵美子と恋に落ち、駆け落ちの約束までしたにもかかわらず、三郎は自分勝手にもその約束を破ってしまったのだった。それから7年たったその日から毎夜、恵美子は三郎のもとにやって来る。そんな日々の中で三郎も恵美子の虜になっていくのだった。やがて、三郎は恵美子が7年前に死んでいたことを知り、現在自分の目の前に現れる恵美子がこの世の者ではないことも知る。だが、それでも三郎の恵美子への想いは変わらず、三郎はすっかりとやつれてしまう。それはまるで怪談・牡丹燈篭のようであった。死んだ女が生前愛した男のもとに通い、その結末は男の死である。だが、三郎を愛する恵美子は、たとえそれが死になろうと愛し続けてくれる彼の本心を知り、三郎から身を引く決心をするのだった。数日後、仕事に復帰した三郎は、恵美子を求めて、7年前のあの街へ出向く。そして、彼もまた恵美子の後を追うことになるのだった。

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作品データ

製作年
1990年
製作国
日本
初公開日
1990年10月13日
上映時間
80分
製作会社
サザンクロスビデオアーツ(制作協力 シネマポイント)
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社