闇に光る眼(1950):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
闇に光る眼(1950)
闇に光る眼(1950)
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闇に光る眼(1950)

1950年6月10日公開、70分、サスペンス・ミステリー
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製作は「戦慄」の牧野満男。企画は「妻の部屋」「彼と彼女と名探偵」の坪井与。脚本は「にっぽんGメン 難船崎の血闘」の比佐芳武と「彼と彼女と名探偵」の村松道平とが協力執筆し、「獄門島(1949)」の松田定次が萩原遼と協同で監督し、「にっぽんGメン 難船崎の血闘」の川崎新太郎が撮影を担当する。出演は「なやましき五人男」「彼と彼女と名探偵」を監督し、「続不良少女」に出演している小杉勇、「にっぽんGメン 難船崎の血闘」の喜多川千鶴、「東京無宿(1950)」の逢初夢子、「俺は用心棒」の杉狂児らのほか上代勇吉、朝霧鏡子、北龍二などである。

ストーリー

稀代の詐欺師の容疑者に似ている国島を追って、赤星刑事はこの山間の温泉場に来た。国島の泊まっているホテル花菱には藤野とし子、あい子の姉妹が住み込んでいて、とし子は国島に思慕の念を寄せているが、向かいの対岳館のボーイ宮部がしつこく、とし子に言い寄っている。ある日対岳館に車をのりつけたのは風間とその愛人奈々江で、これをみた国島と、対岳館に泊まっていた村山は驚いた。その後、対岳館で、ダンスパーテイーが行われ、国島はとし子姉妹をつれて出かけた。パーティーでは村山は奈々江をくどいて昔のよりをもどそうとし、ボーイ宮部はとし子を誘う。国島は一足先に帰った。そしてその夜一瞬電気が消えたが、その時、風間のトランクから五万円なくなった。翌朝国島は、ホテルの支払の五万円を済ませていた。捜査陣は色めいた。刑事の尋問で、国島は昨夜、近くの相馬宅に遊びに行っていたという。その日国島は、森を散歩しつつ手にした鍵を捨てた。その時奈々江に呼びかけられ、愛憎二筋の脅迫と悪罵を浴びせられた。その夜奈々江は宮部から村山が夜半断崖で待つ、という伝言を聞く。その夜半とし子は行李に中から五万円を出して、森へ、国島はこれを追う。そして断崖で、つかまえたが、ここに現れた奈々江と五万円をめぐってはげしい口論となる。そして翌朝奈々江の惨死体が断崖の下から発見された。一体犯人は誰か?この紛糾した事件は、だが、ついに意外にも風間が犯人だとわかって、終結した。

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作品データ

製作年
1950年
製作国
日本
初公開日
1950年6月10日
上映時間
70分
製作会社
東横京都
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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