盜まれた戀:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
盜まれた戀
盜まれた戀
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盜まれた戀

1951年6月8日公開、89分
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高木次郎と小川吉衞の共同製作により、鏡二郎の原作から、「恋人(1951)」の和田夏十と市川崑の共同脚色。監督は「無国籍者」の市川崑、撮影は同じく横山実である。出演者の主なる者は、「白痴」の森雅之、「恋人(1951)」の久慈あさみ、NHKの加藤道子、それに川喜多小六、志村喬、清水将夫など。

ストーリー

蟹良子と能登半子とは浅草の踊子で一緒に暮らす仲良しだったが、劇場の閉鎖で失業して、生活に困るようになった。そこで勝ち気な良子が一策を案じた。それは良子に毎日花束を贈ってくれた銀行家阿久根隆と結婚してしまうことだった。ところが会って見ると阿久根は、恋は一種のスポーツ結婚なんて真っ平という調子なので、良子は口惜しまぎれに、自分にはもう無名だが画家の許婚がある、それを阿久根の金力で有名にしていただきたいという。阿久根が二の返事で引き受けてしまったので良子は行き当たり街でひろった画家三田門太を連れて行く。三田が何のことか判らぬうちに個展は開催され、新聞には書き立てられる。批評家宗方も買収されて三田の提灯を持つが良心にせめられ酔ったあげくに真相を洩らすので、三田は失望して自分の画をすっかり破ってしまう。そのあとで、宗方は三田が実は本当の才能を持っていることを見つけ出す。良子はそのあいだに三田が好きになり、気が変わって良子に求婚している阿久根を尻目に三田の許へ行く。

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作品データ

製作年
1951年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1951年6月8日
上映時間
89分
製作会社
新東宝


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