監督、脚本
高山を中心とする飛騨の歴史をはじめ、日本アルプスへの登山者による夏の賑わい、きびしい自然の中における山国の人たちの生活や産業などが、四季の移りかわりに応じて、巧みに構成されており、特にいろいろな祭りが生活と結びつけて取り入れられている。本来は、中部電力の企画で、飛騨川の発電所の建設が主体となるべきところ、その工事の模様や開発のための調査、積雪の被害からの送電線の保全など、いわば影の苦労を、季節の中に織り込んでいるため、却って印象深いものになっている。
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作品データ
- 製作年
- 1966年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 日活
- 初公開日
- 1967年6月3日
- 上映時間
- 38分
- 製作会社
- 電通映画社
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