極道三国志:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
極道三国志
極道三国志
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極道三国志

1997年7月19日公開
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東京へ流れ着いたひとりの極道が、ふたりの義兄弟とともに、裸一貫から全国制覇の狼煙を上げるまでを描く極道サクセス・ストーリー。監督は「リストラ代紋 史上最強の公務員」の金沢克次。鈴川鉄久の原案をもとに、「修羅がゆく5 広島代理戦争」の板倉真琴が脚本を執筆。撮影は「実録新宿の顔 新宿愚連隊物語」の鈴木耕一が担当した。主演は「修羅がゆく5 広島代理戦争」の清水宏次朗。共演に「獅子王たちの最后」の清水健太郎と、「ガメラ2 レギオン襲来」の石橋保。

ストーリー

8年前、浪速抗争と呼ばれた流血事件で、大阪東山一家の若頭・吉田龍二は若頭補佐の勝一平とともに抗争相手を襲撃し、投獄された。その数年後、老舗の深大寺一家と新興勢力の田村組とが勢力争いを繰り広げる東京・新宿では、深大寺一家に兄妹で身を寄せる若者・松岡健が、恩義に報いようと田村組長を襲い、少年刑務所行きとなる。そして現在、抗争で組をなくした龍二は新宿に流れ着き、たまさか入った呑み屋で店主の水岡から親切にされた。水岡は深大寺のシマに店を構え、田村組から借金を背負っている。この店で起きた組同士の喧嘩を仲裁した縁で、龍二は田村組系列の金融会社に身を置くことになり、企業舎弟として敏腕を振るった。そんなころ、深大寺一家の塙総長が田村組に襲われる。偶然にも塙を助けたのは、龍二を捜し求めて新宿にやって来た一平だった。一平は塙の人柄に惚れ込み、しばらく深大寺一家に身を置くが、そうと知らぬ龍二はなお田村組の下で働いていた。水岡やクラブ歌手の純子の借金を己の稼ぎで帳消しにした龍二は、ビル立ち退きの一件で田村組の不透明さに気付き、昔気質な塙に共感して物件を手放しさえする。塙の下で一平と再会した龍二は、いまだ水岡に嫌がらせを続ける田村組の実態を見て離反を決意したが、この時には田村の悪計はすでに完了していた。健が少年刑務所から戻って間もなく、深大寺の組員が金で田村組に寝返り、塙総長も殺されてしまう。敵討ちにはやる健に、龍二と一平は深大寺の代紋を背負った行動を促し、3人で田村組に乗り込んだ。見事田村を討ち取った3人は、深大寺の墓前で義兄弟の契りを交わす。それは3人による極道列島制覇への第一歩だった。

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作品データ

製作年
1997年
製作国
日本
配給
KnacK
初公開日
1997年7月19日
製作会社
KnacK(制作協力*オフィスルート・エス)


[c]キネマ旬報社