シガニー・ウィーヴァー
Ellen Ripley
凶悪な寄生生命体と人間との死闘を描くSFホラーのシリーズ第4作。監督は「ロスト・チルドレン」のジャン=ピエール・ジュネ。製作は「エイリアン3」のゴードン・キャロルとデイヴィッド・ガイラー、監督としても有名で本シリーズ全作のプロデューサーであるウォルター・ヒル、「ブロークン・アロー」のビル・バダラード。脚本は「トイ・ストーリー」のジョス・ウェドン。撮影は「セブン」のダリウス・コンジ。音楽は「ダンテズ・ピーク」のジョン・C・フリゼール。美術は「ジャッジ・ドレッド」のナイジェル・フェルプス。編集は「タンゴ・レッスン」のハーヴ・スナイド。衣裳は「バットマン・フォーエヴァー」のボブ・リングウッド。エイリアン関係は共同でクリーチャー・エフェクト、特殊メイクなどを手掛ける「スターシップ・トゥルーパーズ」のアレック・ギリスとトム・ウッドラフ・Jr.が、視覚効果スーパーヴァイザーをジュネの前二作に参加したピトフと「パワーレンジャー」のエリック・ヘンリーがそれぞれ担当。主演は「スノー・ホワイト」のシガーニー・ウィーヴァー。共演は「クルーシブル」のウィノナ・ライダー、「ロスト・チルドレン」のドミニク・ピノン、「クロノス」のロン・パールマン、「マイ・ルーム」のダン・ヘダヤほか。未公開映像などを収録した「エイリアン4 完全版」はDVDに収録されている。
※結末の記載を含むものもあります。
冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。200年前にエイリアン・クイーンの幼生を体内に宿したまま自らの命を絶ったリプリー(シガーニー・ウィーヴァー)のクローンが再生され体内のエイリアンが取りだされた。ペレズ将軍(ダン・ヘダヤ)の指揮下、エイリアンは生物兵器として利用されようとしていたのだ。クローンのリプリーは過去の記憶だけではなくエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。密輸船ベティ号がオーリガ号に到着する。ベティ号の積み荷は冷凍睡眠中に誘拐してきた宇宙船のクルーたちだった。ベレズ将軍は彼らをエイリアンの宿主にしようとしていたのだ。ベティ号のクルーたちはオーリガ号の体育館でリプリーと出会う。ちょっかいを出した大男のジョーナー(ロン・パールマン)を超人的な運動能力でねじ伏せるリプリー。彼女がリプリーであることを知ったコール(ウィノナ・ライダー)は彼女の独房に忍び込み、ことの真相を聞かされる。スパイだと思われたコール及びベティ号のクルーたちは研究主任のレンたちに捉えられるが隠し持っていた武器で反撃、レンと兵士のひとりを人質にとってオーリガ号を占拠する。ところが、エイリアンの一群が自らの強酸性の血液を使って檻から逃亡。次々とエイリアンの犠牲になるオーリガ号の乗組員たち。異変を察知して独房を脱出したリプリーと合流したベティ号クルーたちもひとりまたひとりとエイリアンの餌食になっていく。レンによってオーリガ号は緊急時に自動的に地球に向かうよう設定されていることがわかった。タイムリミットはあと3時間。生き残ったリプリー、コール、ジョーナー、ブライエス(ドミニク・ピノン)、そして人質たちは必死にベティ号を目指して迷路のような船内を進む。しかしエイリアンの産卵場を突破したところで、先頭にいたレンがコールを撃って逃亡、ドアをロックしてしまう。迫るエイリアンに死を覚悟したクルーたちだが、扉を開けたのは死んだと思われたコールだった。彼女はアンドロイドだったのだ。コールが直接コンピュータにアクセスすることによってベティ号を乗っ取ろうとするレンを足止めした。ベティ号に急ぐ途中で、リプリーは突然現れたエイリアンに巣まで運ばれる。そこでは人間のDNAを受け継いで子宮を持つようになったエイリアン・クイーンが人間とエイリアンの完璧なハーフである新世代のニューボーン・エイリアンを今まさに産み落としたところだった。ニューボーンはクイーンを殺し、リプリーを母親と思って近づく。リプリーは逃げてベティ号に乗り込む。ベティ号ではレンたち人質がエイリアンに殺されていた。オーリガ号は地球を目前にして爆発。安心したのも束の間、ふたりは倉庫でいつの間にか潜入したニューボーンと対峙。リプリーは悲しみをこらえてニューボーンを宇宙空間に放り出す。人の姿をした人間とは違うふたりの女は地球の大地を見つめるのだった。
Ellen Ripley
Annalee Call
Vriess
Johner
Christie
Elgyn
Hilliard
Gen. Perez
Dr. Wren
Gediman
Distephano
Purvis
Anaesthesiologist
Scientist
字幕
監督
製作
製作
製作
製作
キャラクター原案
キャラクター原案
脚本
撮影
編集
美術
エイリアン効果デザイン&製作
エイリアン効果デザイン&製作
衣装デザイン
音楽
視覚効果スーパーバイザー
視覚効果スーパーバイザー
[c]キネマ旬報社
まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?