バッファロー’66:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
バッファロー’66
バッファロー’66
3.9

バッファロー’66

1999年7月3日公開、113分、恋愛
PG12
12
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刑務所帰りの男とゆきずりの少女の奇妙な恋愛をエキセントリックな演出で描く異色のラヴ・ストーリー。監督・主演は俳優(「フューネラル」「気まぐれな狂気」)・モデル(カルヴァン・クライン、アナ・スイほか)・ミュージシャンなど八面六臂の活動で知られるアーティスト、ヴィンセント・ギャロで、彼のデビュー作となる。脚本はギャロとアリソン・パグナル。音楽もギャロ自身が担当し、イエスの『Heart of Sunrise』、キング・クリムゾンの『Moonchild』などが使用されている。製作は「トゥリーズ・ラウンジ」のクリス・ハンリー。製作総指揮は「モンタージュ」のマイケル・パセオーネックと『I'm Losing You』のジェフ・サックマン。撮影はCMやビョークなどのMTVを担当し、劇映画は本作がデビューとなるランス・アコード。美術はギデオン・ポンテ。編集は「カウガール・ブルース」「誘う女」はじめガス・ヴァン・サント作品で知られるカーティス・クレイトン。共演は「アダムス・ファミリー1、2」「アイス・ストーム」のクリスティーナ・リッチ、「エバー・アフター」のアンジェリカ・ヒューストン、「ビッグ・リボウスキ」のベン・ギャザラ、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のケヴィン・コリガン、「微笑みをもう一度」のロザンナ・アークェット、「レインメーカー」のミッキー・ローク、「ビッグ・ウェンズデー」のジャン=マイケル・ヴィンセント、「ポーキーズ」のアレックス・キャラス、「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・ポラックほか。

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ストーリー

1966年にニューヨーク州バッファローで生まれたビリー・ブラウン(ヴィンセント・ギャロ)は、5年ぶりに刑務所から釈放され、故郷に帰ることになる。ところが彼はこの5年の空白を、政府の仕事で遠くに行っていたと両親に偽っていた。そればかりか、自分は成功し、裕福で、妻もいるという嘘まででっち上げていた。このまま家に帰るわけにはいかないビリーは、ダンス・スクールでレッスン中だった少女レイラ(クリスティーナ・リッチ)を拉致し、両親の前で妻のふりをするよう脅迫する。そして二人はブラウン家に。でも、ビリーの父親ジミー(ベン・ギャザラ)も母親ジャネット(アンジェリカ・ヒューストン)も息子には無関心。しかしレイラの暖かい接し方により、場はだんだん和んでいった。やがてブラウン家を後にするビリーとレイラ。ところが、二人は別れ難い気持ちになっていた。冷えきった体を暖めようとモーテルに入る二人。レイラの優しさで、ビリーの孤独な心は少しずつ癒されていく。だが、ビリーには果たさなければならない復讐が残っていた。実は、ビリーが刑務所に入っていたのはフットボール賭博で抱えた負債を帳消しにしてもらうために他人の罪をかぶったからであり、その賭けに負けたのは、バッファローというチームの選手スコット(ボブ・ウォール)が八百長試合したせいだと勝手に思い込んでいたのである。そこでビリーは、ピストルを持って引退したスコットが経営しているストリップ小屋に向かった。でも結局殺しは思いとどまった。そしてビリーはココアとハート型のクッキーを買い、レイラが待つモーテルの部屋に戻っていくのだった。

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2021/1/14(木)更新

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作品データ

原題
Buffalo'66
映倫区分
PG12
製作年
1998年
製作国
アメリカ
配給
キネティック(カルチュア・パブリッシャーズ 提供)
初公開日
1999年7月3日
上映時間
113分
製作会社
ミューズ・プロ作品(ライオンズ・ゲート・フィルムズ 提供)
ジャンル
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[c] LIONSGATE FILMS 1998
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