高圧線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
高圧線
高圧線
-

高圧線

1937年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「太平洋横断機」「Gガン」のパット・オブライエンが「暗黒街の弾痕」「月は我が家」のヘンリー・フォンダと共に主演するもの。「黒の秘密」のウィリアム・ウィスター・ヘインズが自作の小作を脚色し、「太平洋横断機」「ジャズと艦隊」のレイ・エンライトが監督し、「流行の女王」のシド・ヒコックスが撮影した。助演者は「Gガン」「緑の灯」のマーガレット・リンゼイ、「無限の青空」のスチュアート・アーウィンを始め、「暗黒街全滅」のJ・ファーレル・マクドナルド、「二人のメロディ」のディック・パーセル、「黒の秘密」のジョセフ・ソーヤー、「無限の青空」のクレイグ・レイノルズ「札つき女」のジョン・ライテルその他である。

ストーリー

百姓上がりのスリムは高圧線高塔建設工事で作業員をしていたが、電線工事の顔役レッドの世話で電線工夫になることができた。そしてレッドが上役と喧嘩して会社を止めた時にはスリムも一緒に辞職した。工夫頭のポップは二人に新しい仕事を与えたので、彼らはポップの来るまでシカゴへ行き、レッドはそこの病院で看護婦をしている恋人カリイをスリムに紹介した。レッドは彼女を愛しているが、危険な電線工事に従ってしるので結婚は申し込まなかった。二人が新しい工事のために西部へ出発する頃には、スリムとカリイは手紙の交換をするようになった。仕事場でスリムは同僚ウィルコッックスと喧嘩をして殴倒したが自分も重傷を負う。カリイはそのことを知ってシカゴの病院をやめ西部の町へスリムを看護にやってきた。退院の日にレッドはスリムとカリイが抱擁しているのを見たがその場では黙っていた。そしてスリムに再び東部へ行ってポップと一緒に他の仕事に掛かろうと言う。スリムもとうとう東部へ行く決心をした。するとカリイは彼の後を追って又東部の町へ行く。そこでは百五十フィートもある高圧線の高塔の上、八万八千ボルトの電流の通じている線の傍らで仕事をしているのだ。ちょうどカリイがやってきた時に一本の電線が切れ、スリムはそれに打たれて卒倒したが安全帯の端に危く引っかかった。そしてレッドはその電線で立っていた椅子から突き落とされた。我に帰ったスリムは彼を助けようとするが体の自由が利かない。人々はスリムを地上に助け降ろした。そしてカリイとスリムは地上に事切れているレッドの姿を見たのであった。しかし電線工事は一刻たりとも手をゆるめることができない。スリムもまた仲間と一緒に吹き寄せる吹雪をついて工事を続けねばならなかった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Slim
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー支社
初公開日
1937年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


[c]キネマ旬報社