エリザベス・デイリー
Tommy Pickles
1才前後の赤ちゃん6人の冒険をユーモアたっぷりに描いたファミリーアニメ。数々の受貧経歴を持つアニメーション・スタジオ、クラスキー・クスポによって生み出された全米で大人気のテレビアニメ(日本ではディレクTVで放映)の初の映画版。監督はテレビ版を初期から支えてきたノートン・ヴァージェンとイゴール・ゴバリョフ。製作総指揮は『ハリエットのスパイ大作戦』(V)デビー・ビースと「How to Eat Fried Worms」のアルビ・ヘッチ。製作はクラスキー・クスポの設立者アーレン・クラウスキーとガボア・クスポ。脚本はデイヴィッド・N・ウェルズとJ・デイヴィッド・ステム。音楽は「200本のたばこ」のマーク・マザーズバーで、挿入歌にはパティ・スミス、ベック、イギー・ポップ、レニー・クラヴィッツ、エルビス・コステロなど豪華アーティストが結集。編集はキンバリー・レットバーグ。声の出演は「ベイブ都会へ行く」のエリザベス・デイリー、テレビ版「ラグラッツ」のシェリル・チェイスほか。
1歳になるトミー・ピクルス(エリザベス・デイリー)は、2歳になるチャッキー、生後15カ月の双子の兄妹フィルとリル(どちらもケイス・サウスシー)ら仲良しの友達と冒険ごっこに夢中。ある日、弟ディルが生まれたことを知るが、従姉のアンジェリカ(シェリル・チェイス)に「あんたは無視されるわよ!」と脅される。彼女の言ったとおり、気分屋で泣き虫のディルに両親は付きっきり。父親のスチュー(ジャック・ライリー)は、トミーを励まし、懐中時計をプレゼントする。気を取り直したトミーはディルの世話をするが、イタズラなディルに手を焼き、スチューが作った恐竜型のおもちゃワゴンで、ディルを病院に送り返すことを思いつく。だが、猛スピードで走るワゴンは奥深い森の中へ迷い込んでしまう。一方アンジェリカはディルに取られた人形のシンシアを取り戻すため、トミーたちを犬のスパイクとともに探しに向かう。スチューたちは子どもたちがいなくなったことを知り、大混乱。事件を聞きつけたテレビレポーターたちが群がり、無神経な質問を繰り返していく。その頃トミーたちは狼や猿の集団に追いかけられ大変な目に遭っていた。フィル、リル、チャッキーは「こんなことになったのはディルのせいだ。友達よりディルが大切なのか」とトミーに迫り、ディルの面倒を見ると言うトミーと決別する。トミーもディルには頭にきていたが、ディルが猿にさらわれそうになり必死で助け、ディルにもトミーの気持ちが通じる。フィル、リル、チャッキーもトミーを助けるためもどり、アンジェリカも合流し、みなは魔法使いの家と思いこんでいるレンジャー小屋に向かって前進。しかし狼と猿の集団に挟み撃ちにされ、あわや危機一髪、すると空から大きな魔法使いが降ってきた…。それは発明品のおもちゃドラゴンに乗ったスチューだった。ディディーらほかの親たちもかけつけ、再会を喜び合う。トミーはこれからもディルを入れてみんなで楽しく冒険できる、とわくわくするのだった。
Tommy Pickles
Chuckie Finster
Phil DeVille
Didi Pickles
Howard DeVille
Ranger Margaret
監督
監督
脚本
脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
編集
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