高速度娘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
高速度娘
高速度娘
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高速度娘

1928年公開
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「トロイ情史」「紳士は金髪がお好き(1928)」等主演のアリス・ホワイト嬢がファースト・ナショナル社のスター昇進第一回主演映画で、ジェー・ピー・マッキヴォート氏作の小説をジェームス・T・オドノホー氏が脚色し、「運命(1928)」「ゴリラ(1927)」「熱血拳闘手」等と同じくアルフレッド・サンテル氏が監督したものである。助演者は「足で蹴る恋」「長屋騒動パリの巻」のチャールズ・デラニー氏を始め、リー・モーラン氏、ドナルド・リード氏、グウェン・リー嬢ケイト・プライス嬢等である。

ストーリー

モダン・ガールのディキシー・デューガンは舞台の花形になるのが望みだった。それには彼女を好いているし彼女も好きな新聞記者ジミー・ドイルが賛成だった。そして娘が愛しくてジミーにも好意を持っている父親のパットも賛成だった。しかしお山の大将の母さんが大の反対だった。母さんはジミーよりも口から先に生まれたようなセールスマンのデニー・ケリーガンが好きだった。そしてディキシーが姉のニタにようにおとなしくしていて呉れるといいと思っていた。けれどもディキシーは母さんの思惑とは反対に到頭或るナイト・クラブの舞台に立って踊る契約が出来た。そして彼女の初舞台は大成功だった。そしてジョン・ミルトンというお金持ちの不良老年と近づきになった。それを嫉妬したディキシーのタンゴ・ダンスの相手をするアルパレス・ロマノという情熱家でミルトンを短刀で刺した。ジミーは早速それを大見出しの記事にしてディキシーを一躍人気者にした。ロマノに更にディキシーを誘惑しようと企てたがジミーに妨げられて果たさなかった。ところが機を見るに敏なジミーは相談づくでディキシーを誘惑して、とあるアパートメントに「監禁」して盛んに衝動的な記事を書き立てた。全市の興味はディキシー・デューガンの失踪に集まったがディキシーはある夜遂に家族を訪ねて皆を安心させた。その間にジミーが彼女の為に執筆した喜歌劇の脚本をミルトンに出資させてブロードウェイにディキシーを乗り出させることになった。が脚本の改訂のことでジミーは立腹してディキシーから遠ざかってしまった。舞台は成功だったがディキシーはジミーが居ないので悲しかった。ミルトンは彼女と若者との心を知って身を引いた。ジミーはディキシーの許に帰って来た。

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作品データ

原題
Show Girl
製作年
1928年
製作国
アメリカ
初公開日
1928年
製作会社
ファースト・ナショナル


[c]キネマ旬報社