古城の剣豪:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
古城の剣豪
古城の剣豪
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古城の剣豪

1956年7月10日公開
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イギリスの文豪ウォルター・スコットがフランス史に取材し、作品としたもので、製作はパンドロ・S・バーマン、監督は「カービン銃第1号」のリチャード・ソープ。主演は「渡るべき多くの河」のロバート・テイラー、「完全なる良人」のケイ・ケンドール。

ストーリー

15世紀の中葉。クェンティン・ダワード(ロバート・テイラー)に、クロフォード伯から使命が下った。ヨーロッパ、バーガンディ大公チャールズ勇王のもとに使者として赴く。伯父はマークロイの女伯爵イサベル(ケイ・ケンドール)と政略結婚を考えており、クェンティンにその女伯爵が伝えられるように美しく、富裕であるかを調べさせるのだった。クェンティンが城に到着した夜の宴で、イサベルハクロフォードとの婚約を発表しなければならない。ところがイサベルは婚約を嫌って城を逃げ出す。直ちに姫の追跡が始まる。イサベルは途中、ウィリアム伯の率いる黒衣の山賊1党に襲われる。姫の危険を察知したクェンティンは敢然と山賊の中に斬り込んだ。イサベルは無事に逃げ出す。彼女はルイ11世の庇護を求めたのだ。ルイ禁制の城に近づいた時、1人のジプシーを救ったため、ルイ王の兵士に取り囲まれ、そこで初めてルイ王に会う。ソノヨクェンティンはルイ王の寝室に忍び込む。ルイはこの大胆な若者が何か利益になるかもしれないと近衛の武官にとりたてる。クェンティンは1室に隠されているイサベルの護衛をする。イサベルはルイの庇護も危険なものと思い名付親であるリェイジの城の司教の許に逃げる事に決めた。イサベルとクェンティンの旅が始まる。ルイ王はイサベルを人質にし、その領地と富を奪うため、ド・ラ・マークに彼女を襲うように通牒する。イサベルにとってクェンティンは敵か味方か判らない、彼女は途中で逸早く馬車を飛び降りて逃げ出す。ド・ラ・マークの1味が襲ってきた。クェンティンは勇敢に闘い、イサベルと彼は、ジプシーの群の中にまぎれこみ、、遂に司教の城ににたどりつくことが出来る。クェンティンはペロンにすぐ引き返す。ド・ラ・マークはイサベルが城に入ったことを知り、攻撃して、城を陥落させ、司教の前でイサベルと結婚すると宣言し、反対する司教を殺す。時ならぬ銃声を聞いたクェンティンは城に引き返す。ド・ラー・マークとクェンティンの死闘がはじまり、クェンティンは遂にド・ラ・マークを倒す。彼はイサベルを救いバーガンディの城に帰る。と、そこに伯父の死を知らせて来る。バーガンディ側とルイ側との抗争は続いた。ルイ王は彼女の選ぶものを結婚の対手にさせようと提案する。イサベルは今やスコットランドの勇敢な騎士クェンティンをためらうことなく選ぶのだった。

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作品データ

原題
Quentin Durward
製作年
1956年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1956年7月10日
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社