監督、脚本、原案、編集
ストップ・モーション・アニメで名高いチェコ出身の新人6人による、不条理でユーモラスな11作品。日本では“チェコアニメ新世代”というタイトルで特集上映が組まれた。本作は、ペトル・ポシュの強烈なデザインとクリムト独自の世界観が溢れている。
ストーリー
大戦間のモスクワ。屋根の上に一人の老人が座っている。ゆっくりと滑り落ちる老人は、屋根の雨どいにぶら下がり、かろうじて落ちずにすむ。人々がそれに気づき、人だかりができ、警官や、救急車、葬儀屋までがやってくるが、誰も老人を助けることができない。そこに一人の老婆が現れるのだった。