オドレイ・トトゥ
Mathilde
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが放つ愛の物語。行方不明の婚約者を捜すヒロインが、愛の直感で謎をひも解いていく壮大なミステリー・ロマン。
※結末の記載を含むものもあります。
第一次世界大戦下のフランス。ある日、婚約者のマネクが戦死したことを知らされたマチルド。だが、敵国ドイツ軍との前線で彼の最期を見届けた人がいないと知ったことから、独自にその真相を探っていく。
Mathilde
Manech
Sylvain
Benoit Notre-Dame
Bastoche
Benedicte
Celestin Poux
Six-Soux
Esperanza
Ange Bassignano
Benjamin Gordes
Elodie Gordes
Chardolot
Lieutenant Estragin
Favart
Mathilde(10 Years Old)
Manech(13 Years Old)
Veronique Passavant
Mme Desrochelles
Captain Favourier
Thouvenel
L'il Louis
監督
エグゼクティブプロデューサー
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
[c]2004 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved [c]キネマ旬報社
CSで何度か見たのですが、好きになってしまったのでDVDも買いました。
全編を通して美しい映像にうっとりします。
特に農夫が徴兵されるシーンの、金色の麦畑(麦畑じゃなかったらごめんなさい;)が風でざわーっと揺れるところがお気に入り。
戦場のシーンも、恐ろしいのだけれどどことなくきれいに撮ってあって驚きます。
お話もとてもすてきです。主人公はもちろん、ほかの登場人物もすごく魅力的なのですよね。
恋人は生きているのか?というミステリーを軸に、戦争の悲しみなどにも触れているしっかりしたストーリーですが、本質的にはロマンスものだと思います。
本当にすてきな映画
色んな場面で婚約者の生存を信じるために、もし・・・こうなったら生きている!と祈りをこめて試してみる。
戦争の中での出来事を証言をたどることで、つなぎ合わせて真実にたどり着く。
こんなに大変でありながら『希望の光がある』と頑張り続ける彼女の姿勢が感動的☆
恩赦が出ていながら、死刑を宣告されたことを知り復習に命をかけて、処刑された女性の行き方もすごいと思いました。
はじめて会った時に、「足は痛くないの?」と話しかけ、再会した時にも同じ言葉で話しかけるなんて、とってもロマンチックです♪
オドレイ・トトゥは印象的で、可愛い女優さんです。『アメリ』も可愛く不思議なかんじでしたが、今回はさらに魅力的に見えました。
期待して見たわけではないのですが、見ごたえのある作品でした。
戦争で行方不明になった恋人を、オドレイ・トゥトゥ演じるマチルドという女性が捜すお話です。
彼女は足が悪いのですが、その頑張りぶりに元気をもらえます。女性は強い!
また、どんな優男にもふりかかるかもしれない戦争という悪夢を実感しました。
作品の構成や映像なども優れています。登場人物たちも面白い。見て後悔しない作品!