サーカス(1928):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サーカス(1928)
サーカス(1928)
-

サーカス(1928)

1928年公開、72分、コメディ
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

チャールズ・チャップリン氏が「黄金狂時代」に続いて製作した喜劇で、例の通りにチャップリン氏自らがストーリーを立て、それを監督し、且つそれに主演している。相手役は新らしくチャップリン氏が見出したスターたるマーナ・ケネディ嬢で、その他「パリの女性」に出演したベティ・モリッシー嬢や、ハリー・クロッカー氏、アラン・ガルシア氏、ヘンリー・バーグマン氏などのチャップリン氏の一門がそれぞれに重要な役を受持って出演している。

ストーリー

チャーリーは失業者である。彼はふらふらとサーカスのいる附近へとさしかゝる。ところがふとしたことのはずみから、彼は巳れの知らぬ間にスリの相棒の役を務めてしまっているのだ。そこで彼は逃場を求めてサーカスに駆け込む。サーカスで彼は職を得る。が彼は気が利かないので直ぐお払箱になった。しかし運よくサーカスで働いている者がストライキを起したことから彼は再び職をあたえられた。彼はサーカスの持ち主の可愛いゝ娘さんに恋心を感ずる。すると間もなく立派な若者が同じくこのサーカスの一座に加わる。チャーリーが深く巳れを愛していることに気付かない娘は、この若者と恋に落ちるのだった。ある時、サーカスの呼物である綱渡りの芸人が時間に姿を見せないことがあった。そのためチャーリーが代役をすることになってしまった。するとそれが大した人気となる。娘からそのことを聞いたチャーリーは始めて己れがサーカスの人気者であることに気が附いて、そこで給料を増してくれと申し出る。が、父親が娘を酷使するのを彼が見かねて娘を蔽ったことから、彼は解雇された。彼は改めて新らしい生活を始めようと思う。娘は父親の虐待に堪えかねて父親の許を逃げ出しチャーリーを探ねる。彼は娘から委細を聴き若者を説いて娘と結婚させる。結婚式を挙げた後、3人はサーカスに戻って来た。新婚の2人は一座に復帰した。チャーリーも娘のたっての願いに再び雇われることとなった。しかしこのサーカスの一群がこの地を去って次の町へと旅立って行く時に、チャーリーの独りぼっちの淋しい姿が、なほこの地に止って、在りし昔の想い出を追っていた、という。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Circus
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーティスツ支社
初公開日
1928年
上映時間
72分
製作会社
ユナイテッド・アーティスツ映画
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社