サハラ(1983):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サハラ(1983)
サハラ(1983)
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サハラ(1983)

1984年3月10日公開
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アフリカのサハラ砂漠で行なわれたラリーに参加した美少女とアフリカの若い部族の長の恋と冒険の物語。製作はキャノン・グループを主宰するメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス。エグゼキュティヴ・プロデューサーは、主演者ブルック・シールズの母親テリー・シールズ。監督は「ワイルド・ギース」のアンドリュー・V・マクラグレン。英首相の息子マーク・サッチャーがサハラ砂漠で失踪した事件にヒントを得てゴランがストーリーを考えてジェームズ・R・シルクが脚本を執筆。撮影はデイヴィッド・ガーフィンケル、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はブルック・シールズの他に、ランベール・ウィルソン、ホルスト・ブッフホルツ、ジョン・リス・デイヴィスなど。日本版字幕は野中重雄。メトロカラー、シネスコサイズ。1983年作品。

ストーリー

1927年、デトロイト。テストコースを疾走するパッカード。運転するのは17歳の美少女デール(ブルック・シールズ)だ。その夜、父ゴードン(スティーヴン・フォーレスト)が交通事故で死亡した。融資者はゴードンの設計したパッカードの優秀さを認めながらも、悪路での走行性に疑問を投げ掛けた。かくなる上は、サハラ国際ラリーに優勝して証明しようと、デールは決意する。だが、出場者は男性に限られていた。そこでデールは男装し髪を帽子の中にたくし込んで参加する。デールとメカニックのアンディ、ストリングの乗ったパッカードは、砂漠横断の最短コースを取る。ここは最近シャンブラ族とハマンチャ族の抗争が続いている危険地帯だった。デールたちはシャンブル族の族長の1人ラズール(ジョン・リス=デイヴィス)につかまり、犯されそうになリテントに火を放って逃亡。砂漠で倒れている彼女をラズールの甥で一族の長であるジャファール(ランベール・ウィルソン)が救出する。その頃、メルセデスに乗ったドイツ.チームのフォン・グレッシング(ホルスト・ブッフホルツ)は、ハマンチャ族の長ベッグにマシンガン付きメルセデスを売りつけていた。ジャファールはデールに恋し、2人は砂漠にある小さな滝で接吻を交わす。一族にとらえられている英国人のケンブリッジがデールに、ジャファールが結婚を望んでいることを告げる。ラズールは彼女を悪魔と決めつけ、甥の心を彼女から引き離そうとする。そこヘハマンチャ族が襲撃して来た。マシンガン付きメルセデスのおかげでたじたじという時、デールがダイナマイトでメルセデスを爆破してハマンチャ族を撃退。その夜、一族の伝統的な花嫁衣裳を着たデールは、ジャファールと結婚し、初夜を迎えた。翌朝、皆が昨日の宴で眠り込んでいるすきに、テントを抜け出し、パッカードに乗り込み、再びレースに参加。だが今度はハマンチャ族に捕えられ豹のいる牢に入れられる。シャンブラ族が押し寄せ、ジャファールがデールを救出する。この戦闘でラズールは負傷し、死の直前にジャファールに「砂漠を捨てるな」と言い残して死亡。またレースにもどったデールはフォン・グレッシングとデッド・ヒートの末に優勝する。デールは喝采する人々のもとを去り、ジャファールのところへ急ぐのだった。

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作品データ

原題
Sahara
製作年
1983年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア映画
初公開日
1984年3月10日
製作会社
ゴラン=グローバス・プロ作品


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