キーラ・ナイトレイ
セシーリア・タリス
人気女優キーラ・ナイトレイが「プライドと偏見」の監督と再び組み、ベストセラー「贖罪」の映画化に挑んだ大河ロマン。戦争によって翻弄される男女3人の痛切な運命が展開。
※結末の記載を含むものもあります。
1935年、英国の令嬢セシーリアが、妹ブライオニーの嘘によって愛し合うロビーとの仲を引き裂かれてしまう。4年後、ロビーはセシーリアとの再会を夢見て戦場をさまよい、ブライオニーは罪悪感に苦しむのだった。
セシーリア・タリス
ロビー・ターナー
ブライオニー・タリス13歳
ブライオニー・タリス18歳
ブライオニー・タリス老年
グレイス・ターナー
リーオン・タリス
ポール・マーシャル
ローラ・クィンシー
警官
エミリー・タリス
フィオナ・マグワイア
シスター・ドラモンド
トミー・ネットル
フランク・メイズ
インタビュアー
監督
製作
製作
製作
脚本
原作
撮影監督
美術監督
衣装デザイン
メーキャップ、ヘアデザイン
編集
音楽
ピアノ
字幕翻訳
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キーラ・ナイトレイを観るのに、『プライドと偏見』と『つぐない』だろうと思って観たのですが、実はこの作品は既に観ていました。双子の出てくるところで分かりましたね。また最後の地下鉄の駅で寝ているところも印象的でした。しかし全体としてあまり印象に残らなかった。 この映画は実は、『ラブリーボーン』でブレイクしたシアーシャ・ローナンの映画でしたね。キーラ・ナイトレイは、もちろん出て来るのだけど、そして濡れたシミーズ姿まで披露してくれるのだけど、タバコは吸うし、ちょっとイメージが良くない。『プライドと偏見』に出てくる積極的でかわいいイメージとは違いますね。 それにしてもこの人は『パイレーツ・オブ・カリビアン』の印象が強いし、他にも所謂「時代劇」ばかりでしょう?今後どうなるのかしら。
とにかく、映画の出だしがすごくいい(タイプライターの音がだんだんと音楽に変わっていくところはゾクゾクします)。 主人公をシアーシャ・ローナン→ロモーラ・ガライ→ヴァネッサ・レッドグレイブ の三人が演じるわけですが、この配役がすばらしい。キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイの美男美女コンビがまたいい。 めずらしく原作を読んでいたので、フランスでの撤退のシーンをどのように再現しているのか興味深々で観ていましたが、海岸のシーンは見事!のひとこと。 ラストは原作とはちょっとちがうオリジナルな味付けがしてありますが、これまた原作、映画ともにおススメの作品です。