サラリーマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サラリーマン
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サラリーマン

1934年公開
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「力と栄光」「青空天国」のスペンサー・トレイシーが主演する映画で、ジョージ・ケリー作の舞台劇を「舗道の雨」「晩餐八時」のハーマン・J・マンキーウィッツが脚色し、「豚児売り出す」のチャールズ・F・ライズナーが監督に当たり、「第三の恋」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「第三の恋」「大陸非常線」のマッジ・エヴァンス、「世界大洪水」のロイス・ウィルソン「豪華船」のヘンリー・ウォズウォース、「晩餐八時」のグラント・ミッチェル、クララ・ブランディック等。

ストーリー

オウブレー・パイパーは或る鉄道会社の一顧員にすぎなかったが、押し出しが飯野と饒舌がさわやかなので、彼の身分に付いて何も知らないエミイ・フィシャー嬢に恋されてしまった。パイパーは善良なほら吹きにすぎなかったが、エミイの母親は彼のおしゃべりを嫌った。両親の反対を押し切ってパイパーとエミイは結婚した。パイパーの身分不相応な贅沢暮らしは直き2人の生活をゆきづまらせたので、やむなく夫婦は両親のもとへ同居する事になった。しかし弱り目に祟り目でパイパーは会社の仕事に余計な口を出したばかりに莫大な損害を招きついに会社を首にされたうえ、試乗のために借りた高級自動車を事故でブチ壊して罰金を請求された。エミイもさすがに夫に愛想をつかしてパイパーが本当に立派な夫になるまでは離別する事になった。パイパーはついにサンドウィッチマンにまで成り下がったがある日、エミイの弟の青年発明家からその発明がよくよく売れると言うことを聞き持ってうまれたお節介がむくむくと頭を持ち上げて頼まれもせぬのにその発明の譲渡契約を有利にしようと口を利いたばかりに折角整いかけた商談が破談になった.....と思ったのは早合点で、彼のプランが案外成功して、商談は最初よりもずっといい条件で収まり、その上つまらぬ土地を買って会社に損害をかけたと思ったある地所も意外に値が上がってついに莫大な利益を会社にもたらす結果となり、社長さんが頭を下げて復職を頼みに来るという有り様。すっかり運が向かったパイパーはめでたくエミイの夫として復籍した。

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作品データ

原題
The Show Off
製作年
1934年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1934年
製作会社
MGM映画


[c]キネマ旬報社