サンディー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サンディー
サンディー
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サンディー

1926年公開
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エリノア・メヒリン女史作の小説家らイヴ・アンセル女史が脚色し、「恋の舞台姿」「恋の浅瀬」等と同じくハリー・ボーモン氏が監督したもので、主役は「なまけ者」「踊り狂う人々」等出演のマッジ・ベラミー嬢で相手役は「女案内者」「腕自慢」等出演のハリソン・フォード氏が演じ、「なまけ者」出演のレスリー・フェントン氏を始めグロリア・ホープ嬢、チャールズ・バード氏、チャールズ・ファーレル氏、デイヴィッド・トーレンス氏及びジョアン・スタンデーング嬢等が助演している。

ストーリー

ダンディーは19の春を迎えた美しい娘だった。飽くまでも青春の歓楽に陶酔しようとする彼女を両親は無理往生に金持ちのベン・ムリロに嫁がせた。それは彼女にとっては不幸な結婚だった。夫は嫉妬深い男である日彼女が幼馴染みのティミーの自動車に同乗して帰宅した時、あらぬ疑いをかけて彼女を虐待したのでサンディーは病を得て流産してしまった。離婚が許されなかったので彼女は1人ホノルルに保養に赴いた。そこでサンディーはレイモン・サースと呼ぶ青年と恋に陥り帰国後はベンが離婚を承諾せぬので夫の許を去ってレイモンと同棲した。しかしレイモンの昔の女が現れたのでサンディーは誇りを傷つけられ、従姉妹のジュディスの許に赴いた。ジュディスにはダグラス・キースという恋人があったがダグラスはサンディーに一目惚れをしてジュディスを忘れてサンディーに結婚を申し込んだ。レイモンはサンディーの跡を追って来り愛の復活を迫った。彼女は最早その愛は永久に去ったと告げた。悲しんだレイモンは自ら命を絶って彼女を死途の道連れにしようとした。ダグラスは重傷を負ったサンディーを山中に隠まった。彼の行為は不審を招きレイモン殺害犯人と目されたが彼はサンディーの名誉のために何事も語らなかった。公判の日が来た。その時ダグラスの身にふりかかった災難を初めて知ったサンディーは病体を裁判所に駆って事件の真相を告白した。ダグラスは無罪となったが彼女の癒えやらぬ傷は再び重篤となり生命も危うくなった。彼女は枕辺にダグラスとジュディスを呼び病人の手を握り合わせて淋しい微笑を浮かべつつ永遠に返らぬ人となった。

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作品データ

原題
Sanday
製作年
1926年
製作国
アメリカ
初公開日
1926年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社