監督
新藤兼人
原爆後の荒廃した広島を舞台に、新藤監督が永遠のテーマである“女性”と“核”を同時に扱った人間ドラマ。生きる希望を失った女性の再生を乾いたタッチで描く。乙羽信子ら演技陣の熱演にも注目。（リバイバル上映）
ストーリー
病に冒された息子を抱え、暴力的な夫のもとから飛び出した民子。息子の手術代をあてに、しがない中年男・田島と再婚した彼女だったが、いつしか優しい彼に心底惹かれていく。幸せな時もつかの間、息子の病状は悪化、そしてさらなる悲劇が民子を襲うのだった。
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作品データ
- 配給
- 1963近代映画協会＝東京テアトル
- 初公開日
- 2001年5月12日
- 上映時間
- 100分
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