シュート・ザ・ムーン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シュート・ザ・ムーン
シュート・ザ・ムーン
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シュート・ザ・ムーン

1985年5月3日公開
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結婚して15年たつ夫婦間の危機を描く。製作はアラン・マーシャル、エグゼクティヴ・プロデューサーはエドガー・J・シェリックとスチュワート・ミラー、監督は「ピンク・フロイト・ザ・ウォール」のアラン・パーカー、脚本はボー・ゴールドマン、撮影はマイケル・セラシンが担当。出演はアルバート・フィニー、ダイアン・キートン、カレン・アレンなど。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、ビスタサイズ。1981年作品。

ストーリー

北カリフォルニア郊外に家を持つ作家のジョージ・ダンラップ(アルバート・フィニー)は、妻フェイス(ダイアン・キートン)と4人の娘と暮らしている。今日、ジョージは国際作家賞の受賞式に招待されている。式場に向かう車の中でその晴れやかさとは裏はらに、ジョージの表情は暗い。結婚して15年になるフェイスと、最近うまくいっていないのだ。お互いの信頼感を失っている2人は、会話がかみ合わない。ジョージに恋人がいることも、フェイスは知っていた。遂に破局の時が来た。家を出てゆくというジョージに、「あなたの荷物はゆうべのうちに作っておいたわ」と答えるフェイス。4人の娘たちはそれぞれ悩みはじめる。とりわけ思春期にさしかかっている長女シェリー(ダナ・ヒル)は穏やかではない。ジョージの愛人サンディ(カレン・アレン)は離婚の経験者で、今は1人で暮らしていた。シェリー以外の娘ジル(ヴイヴェカ・デイヴィス)、モリー(ティナ・ヨザース)、マリ・アンヌ(トレイシー・ゴールド)の3人をサンディの家に呼びよせ、共に史跡見学に行くジョージ。一方、フェイスは、以前からの望みだった、庭にテニスコートを造るという作業にとりかかっていた。その請負人としてやって来たフランク(ピーター・ウェラー)と、親密な関係になっていた。娘たちも彼にはなついていた。別居しつつも時々訪れるジョージは、2人の関係に気づき嫉妬心を抱いていた。そんな頃、フェイスの父親が亡くなり、その葬式の日、2人はレストランでハチ合わせた。気持ちが高まり、言いたい事をズバズバと言い合った2人は、どこか心の通じ合うものを感じ、その日、夜を共に過ごした。テニスコートが完成した日の夜。完成パーティに酔いしれているフェイスに反発してシェリーが家を飛び出した。彼女はジョージのいるサンディの家に向かった。シェリーを見つけ、彼女を家に送るためにフェイスの許を訪れたジョージは、テニスコートをめちゃめちゃに壊した。フランクはジョージをめった打ちにし、その場を去った。血まみれのジョージを見て、4人の娘たち、そしてフェイスがかけ寄るのだった。

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作品データ

原題
Shoot the Moon
製作年
1982年
製作国
アメリカ
配給
MGM映画=CIC
初公開日
1985年5月3日
製作会社
MGM作品


[c]キネマ旬報社