勝利の園:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
勝利の園
勝利の園
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勝利の園

1951年2月14日公開、0分
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アンドレ・デーヴンが製作し、「海の男」のヘンリー・ハサウェイが監督した1944年度作品のテクニカラー映画。「赤い家」のジョージ・アグニュー・チヤンバレーインの原作より「荒野の決闘」のウィンストン・ミラーが脚色し、「銀嶺セレナーデ」のエドワード・クロンジェガーが撮影に当たっている。「西部の男」のウォルター・ブレナン、傍役として古くから知られるシャーロット・グリーンウッド、「ジャンヌ・ダーク」のワード・ボンド、「嵐の園」のロン・マッカリスターとジューン・ヘイヴァー、「三人の妻への手紙」のジーン・クレインが出演している。

ストーリー

「かみなり親爺」ボルトは、地方きっての繋駕競走の名騎手だったが、隣りの牧場主ゴドウ・ブールとなみなみならぬ反目の間柄だった。妻のペニーと2人暮らしのボルトの家は、両親と死別してこの家に引きとられた8歳の甥スパーキーが来てから、賑やかになった。スパーキーはボルトの心境をよそに、ブール牧場の調教師の娘チャー・ブルースやブールの娘クリ・クリと仲良くなり、彼はチャーの訓練よろしきを得、立派な繋駕騎手になった。ボルトは残された唯1匹の盲目の牝馬「レデイ」を秘蔵していたが、スパーキーは、ブール牧場の種馬を借りて、「レデイ」の相手をさせた。「レデイ」は立派な仔馬を産み、ボルトは「モウデーン・フォア」と名ずけ調教にとりかかり、来るべき競馬に出そうと考えていた。1万ドルの賞金は彼の牧場の再興のために必要な大金だったのである。しかし、競馬の数日前、ボルトは「モウデーン・フォア」が母馬の血をひいて眼に欠陥のあるとを知り失望する。彼はその欠点をカヴァーするためにあらゆる努力をした。競馬の当日、「モウデーン・フォア」に騎乗したスパーキーは、チャーの父テッド・ブルースと競ったが、馬の眼の欠陥は如何ともできず第1レースで敗れたが、つづくレースでブルースに鼻の差で勝つことができた。しかし、「モウデーン・フォア」はゴールでたおれてしまう。愛馬を失い失意のスパーキーはチャーになぐさめられ彼女の愛情の下に新しい牧場の建設の希望に立ちあがるのだった。

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作品データ

原題
Home in Indiana
製作年
1944年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年2月14日
上映時間
0分
製作会社
二十世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社