シー・ホーク(1940):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シー・ホーク(1940)
シー・ホーク(1940)
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シー・ホーク(1940)

1940年公開
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サイレント時代にも映画化されたラファエル・サバティニの小説の再映画化で、「進め龍騎兵」「海賊ブラッド」のエロール・フリンが主演する。脚本は「ロビンフッドの冒険」のシートン・I・ミラーとハワード・コッホが共同執筆し、音楽、撮影は共に「ロビンフッドの冒険」のエリック・ウォルフガング・コーンゴールド、ソル・ポリートが夫々担当している。相手役は新顔のブレンダ・マーシャル、「4人の姉妹」のクロード・レインズ、「黄昏(1938)」のドナルド・クリスプ及びアラン・ヘール、「無敵艦隊」のフローラ・ロブソン、「椿姫(1937)」のヘンリー・ダニエル、その他である。

ストーリー

1585年、エリザベス女王治下の英国は、スペイン王フィリップの勢力に脅かされ、妖臣ウルフィンガムは敵方に通じていた。そしてスペインの陰謀を促進すべく遣英使節としてドン・ホセが姪のマリアを伴って渡英することになった。当時英国の船乗たちはスペイン船を襲っては財宝を本国へもたしたが、それ等海の鷹と呼ばれる者の中で、最も勇名を謳われたのはアルバトロス号の船長ジェフリー・ソープだった。ドン・ホセ一行の船はソープに沈没せしめられ、彼もマリアも捕われの身となったが、その船に奴隷の漕手として酷使されていた多くの英人は無事に故国へ連れ戻された。この事件でソープは女王の前に呼び出されたが、財宝をもたらし同胞を救った功によって許される。そしてパナマにあるスペイン人の黄金を奪う計画を言上し秘かに許可を受ける。しかしこのことは早くもスペイン側に洩れたので、ソープを愛するマリアは忠告しようとしたが、既に彼は出帆した後だった。パナマに到着したソープは敵の策略に陥ったのを知り、少数の部下と共に血路を開いたが、ついに捕えられて漕手奴隷にされる。同じ船に英国のスパイをしていたアボットがいて、英国攻撃に関するフィリップ王の密書がディオス号にあることをソープに告げる。その夜ソープは看手の短刀を盗んで部下の鎖を断ち切り、ディオス号に忍び込んで綻綱を切り船が沖へ流されると、スペイン兵を征服して書面を入手し、同船で英国へ帰った。ロンドンではウルフィンガムがソープ一行を捕えようと待構えていたが、ドン・ホセは情勢を見て帰国を急ぎ、ロンドンを出ようとするところをかえってソープの部下に捕えられた。王宮へ向かう途中でソープとマリアは再会し、2人は胸中を打明けて変らぬ愛を誓った。かくしてソープはウルフィンガム一味と火の出るような剣戟を交し、彼らを全滅せしめて証拠の書類を女王の手渡し、フィリップ王とウルフィンガムの陰謀を曝いた。女王は彼の忠誠を嘉せられ、功績によってソープをナイトに敍した。そして彼はめでたく相愛のマリアと結ばれることとなった。

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作品データ

原題
The Sea Hawk
製作年
1940年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー支社
初公開日
1940年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


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