真珠(メキシコ・アギラ):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
MENU
真珠(メキシコ・アギラ)
真珠(メキシコ・アギラ)

真珠(メキシコ・アギラ)

1949年8月9日公開,0分
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「怒りの葡萄」「ベニーの勲章」と同じくジョン・スタインベックの小説の映画化で1947年に出版されたベスト・セラーとなった同名の小説を作者スタインベックが「ベニーの勲章」のジャック・ワグナー及び監督のエミリオ・フェルナンデスと協力して脚色し、フェルナンデスが監督し、ガブリエル・フィゲロアが撮影したアギラ・フィルム作品である。主演はメキシコ映画スターのペドロ・アルメンダリスとマリア・エレナ・マルケスで、フェルナンド・ワーグナー、チャールズ・ルーナー、アルフォンゾ・ベドーヤ、ファン・ガルシアその他が助演する。以上の内アルメンダリスは「逃亡者(1947)」「フォート・アパッチ」「三人の名付け親」で大役を演じ、ベドイアもアメリカ映画に活躍している。メキシコ語版と英語版が製作され、セットはメキシコ市のチュルブスコ撮影所で撮影された。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

貧しい漁夫のキノは真珠採りで生計を立てている。愛妻フアノと1人の息子と共に貧にあえぎながらも、ともかくも幸福な生活である。ある時シケ続きでその日暮らしのキノ一家が食べる物もなくなった時、間が悪いもので愛児がサソリに刺された。村の医者にかけつけたが、貧乏なキノ夫婦を医者は相手にもしない。シケがまだ納まらない翌日、危険をおかしてキノは船を出し必死になって真珠を探った。すると見たこともない大粒の真珠がとれた。キノは妻と共にこれを売って金持ちになれると夢想するが、早くもこの大真珠を奪おうと狙っている者があるのを知って夫婦は不安におびえる。腹に一物ある真珠買いの商人も何のかのと安値をつけるし、お世辞を並べて酒に誘い、真珠を巻き上げようとする隣人もある。妻フアノは真珠の呪いを本能的に恐れ、夫が眠っている間に海に捨てようとしたが、かけつけたキノに撲り倒される。浜から帰りかけたキノを殺して真珠を奪おうとする者がある。キノは短刀をふるって2人の男を倒した。お尋ね者となったキノは名づけ親の忠告に従い、ほとぼりのさめるまで、身を隠そうと船出したが、波をかぶって船は転覆してしまう。水も食物もほとんど無しに、あてもなくキノは妻子を連れて逃げる外はなかった。2人の原住民を連れた真珠買いと猛犬を連れた村医者と、2組の追跡隊が各各鉄砲を持って背後に迫って来る。キノは沼地の熱帯樹の茂みに逃げ込み、水の中に息をひそめて隠れる。医者を見つけた真珠買いに追われるは、犬もろとも射殺してしまう。沼地をぬけ出たキノは、野原を逃げたが、馬に乗った真珠買いに追われて身の休む暇もない。妻は幾度も倒れ、真珠を捨ててくださいとキノに哀願する。子供のためだとキノは妻を励ます。砂漠をこえ、岩山の上にたどり着いた時には、真珠買いは間近にせまっている。そうして夜になった。キノは愛児に真珠を握らせると、短刀をくわえて岩山を忍び下りる。彼が真珠買いの背後に忍びよったせつな、真珠買いは鉄砲を発射した。同時にキノは柄も通れと、刺した。キノが岩の上に戻って見ると、真珠を握った冷たい死がいのそばでフアノが泣いていた。村に戻ったキノは真珠を海中はるかに投げると、華やかにフアノと目と目を見合わせた。

作品データ

原題
The Pearl
製作年
1947年
製作国
アメリカ
上映時間
0分
製作会社
RKOラジオ提供映画

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

- /0件

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?