森林警備隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
森林警備隊
森林警備隊
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森林警備隊

1950年12月27日公開、87分
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「我輩は名剣士」のジョージ・マーシャルが監督に当たった1942年度作品のテクニカラー映画で、セルマ・ストレイベルの原作より「硝煙のカンサス」のハロルド・シューメイトが脚色し、「腰抜け大捕物」のチャールズ・ラングが撮影に当たっている。音楽は「大時計」のヴィクター・ヤング、使用歌曲はフランク・ローサー、ジョセフ・J・リリー及フレデレック・ホランダーの作になる。主演は「ママの新婚旅行」のフレッド・マクマレイ、「戦乱の花嫁」のポーレット・ゴダード、「四人の息子(1941)」のスーザン・ヘイワードで「大平原」のリン・オヴァーマン、「恐しき結婚」のアルバート・デッカー、「恋愛十字路」のユージーン・パレット、「緑の髪の少年」のレジス・トゥーミー、ロッド・キャメロン、クレム・ビヴァンスが助演している。

ストーリー

ボルデロック国有林の森林警備隊長ドン・スチユアートは、山火事の放火犯人の捜査のためホーリスの町に赴くが、有力な容疑者ドウスンに対して証拠不充分でどうすることもできず引きあげようとしたとき、折からの独立祭のパレードに参加していた東部の富豪の娘シリア・ヒューストンと恋に陥り、その夜結婚し、彼女を伴って隊にもどった。警備隊の管轄区域で製材場を営むタナ・メイスンは男優りのはげしい気性の女手、その性格ゆえに、好きなドンからは女扱いをされず、彼が結婚した相手のシリアにしっとの念を禁じ得なかった。そして、警備隊の飛行士とハットフィールドの寄せる好意にも目もくれない有様であった。ドンは相つぐ放火事件にシリアとの新婚生活を楽しむ暇もなく、犯人を追求していたが万事の手がかりもなく森林閉鎖を宣言する。放火犯人と結託して巨利を博していたドウスンもこれには参ってドンに真犯人を教えようとしたが、殺害され事件は迷宮に入ろうとしたとき、タナの製材場の森林が火を発した。必死に防火作業に当たるドンやタナのため、シリアも食事を運んで甲斐甲斐しく働いたが、その帰途シリアとタナの車は火に囲まれてしまう。ドンはハットフィールドの飛行機で救援にかけつける途中、犯人が金に困り出動手当てを目的にしたハットフィールドであることを知った。ドンはハットフィールドに命を狙われるが、危いところをのがれ、森林の防衛を全うするとともに、山の女性としてのすぐれた活躍をしたシリアと相抱くことができた。

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作品データ

原題
The Forest Rangers
製作年
1942年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1950年12月27日
上映時間
87分
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社