73歳でロードバイクに乗り続ける鳴嶋英雄と、彼が会長を務めるロードバイク愛好会“なるしまフレンド”の活動を記録したドキュメンタリー。監督は、「浪漫者たち」の田中千世子。インタビュー撮影は「紙屋悦子の青春」の川上皓市。走る鳴嶋氏を自転車で追いながらの撮影は、「部屋/THE ROOM」の御木茂則。
ストーリー
73歳の鳴嶋英雄は今もロードバイクに乗り続け、ロードバイク愛好会“なるしまフレンド”の会長も務めている。鳴嶋はインタビューで、八王子に空襲があったとき、父親について自転車で逃げた思い出を語る。なるしまフレンドの練習風景では、従来の現在はAランと呼ばれているクラブランとは異なる、初心者向けのEeeランを紹介する。Eeeランはツル・ウサギ・カメの3班に分かれ、鳴嶋はカメ班の先頭を走る。遅れるとサポートがついて、やさしく指導される。2008年11月8日から12日は、“2008九州サイクルツアー”が開催された。なるしまフレンド社員とクラブ員の18名のツアーで、九州で臼杵支部会員と合流する。山香温泉・湯布院・臼杵石仏・佐賀関・別府などを、自転車でひたすら走り続ける。同年12月7日、修善寺の日本CSCで、なるしまフレンド主催のレース“第2回フレンドフェスティバル”が開かれた。賞金や賞品も出る大会である。続く12月21日、八王子で、AランとEeeランのクラブ員の納会が行われ、新旧のメンバーたちが自己紹介しあった。
スタッフ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社