悪人|MOVIE WALKER PRESS
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悪人

2010年9月11日公開,139分
PG12
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吉田修一の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマ。殺人事件を起こした孤独な男と、彼と共に逃避行に及ぶ女との狂おしい愛を描く。「フラガール」の李相日が原作の重厚な世界観をそのままに、人間の善悪をえぐり出す。原作にほれ込んだという妻夫木聡が初めての金髪姿を披露し、心に闇を抱えた哀しき殺人犯を熱演している。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

長崎のさびれた漁村で友人も恋人もなく、祖父母と共に暮らす祐一。一方、佐賀の紳士服量販店に勤める光代は、職場と家を往復するだけの退屈な日々を過ごしていた。ある日、祐一は保険会社のOLを殺害。偶然出会った光代を車に乗せて逃避行に及ぶ。やがて、2人は強くひかれあうが、その逃避行は事件関係者の運命を巻きこんでいく。

作品データ

映倫区分
PG12
製作年
2010年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
139分

[c]2010「悪人」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    3.0
    2010/10/18

    それ以上でも、以下でもないなぁ。

    妻夫木は評判通り頑張っていましたが、やっぱりお顔が可愛すぎるのよね・・
    全くもてない人生を送って居そうに無いんだもん。

    樹木希林さんや柄本明さんは、良いなぁ。リアリティが有りました。
    本当に、田舎のお父さん、おばあちゃんそのもの。

    このお話しは、不快な気分になるお話です。
    本当の悪人は誰?悪人って何?って言うお話しだと思う。


    殺しては居ないけど、山中に女の子を蹴り出して置き去りにする男は悪人じゃない?
    親切な人を罵り、蔑ろにし、脅した女は悪人じゃない?
    孫が殺人犯だと、老いた祖母を取り囲んで騒ぎ立てるマスコミは?
    年寄りを食い物にする悪徳業者は?

    そう言うこと。

    そんな人間を生み、育てた親たちは?

    女の子を蹴り出しながら、老舗旅館の女将をしている母親には敬意を持っている息子。
    娘を案じながら日々を過ごし、ろくでなしの男に好意を寄せ、他の男には酷い仕打ちをして死を招いた娘を、それでも愛している父親。
    幼い頃捨てた息子を、お金を無心に来るだけの存在と認識している母親。

    責められるのは、殺人犯。
    哀れまれる被害者。
    自由を謳歌するろくでなし男。

    報復するのもバカらしい、ろくでなし男を蔑んだ父親は正しいと思うし、父親に手を差し伸べた青年は格好良い。
    祖母にぶっきらぼうに声を掛けるバスの運転手も、格好良いわよね。
    でもね、巡り合った最愛の彼女のこれからを考え、自分が騙して連れ回した事にする為に最後の最後、悪人に成りすました殺人犯の行動も、格好良いと言えると思うの。
    きっと彼女に伝わっているわよね。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2010/9/24

    友人は「何か暗い映画」と言っていましたが、私的には、最後の灯台と海のシーンが美しくて、何か地中海の夕陽を観ているようで、良かったです。
    映画はやはり最後は映像だと思うので、あの映像を観たいから、もう一回と思わせるのが名作ではないでしょうか?
    深津絵里は確かに良い女優さんで私も好きですが、この映画に関しては、賞を取るまででもないかな、と。特に最後の「ごめんなさい。私が悪かった。」という場面にアチラでは"I'm sorry. It was my fault."なんて字幕がかぶっていたのかな、と思うと、本当に向こうの人が分かってくれたのかな、と疑問に思いました。ただ、これまでの日本映画では、えてして、男の命令に唯々諾々として従うだけの従順な女が描かれていたとしたら、確かに西洋風の自立した(セックスでも生活でも)女が描かれていたと言うこともできます。そこが評価されたのかな。

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  • rikoriko2255

    toku69

    4.0
    2010/9/20

    原作ファンで、映画化と聞いた時、
    祐一と光代が、妻夫木と深津と知って、
    読んだ時とのイメージが違ってしまい、
    どうかな・・と思ってましたが、観たら払拭。
    ホントによかった。
    二人とも主人公になってましたよ。
    また、他の主要演者も最高でした。
    柄本、樹木はもちろんですが、
    貪欲な佳乃役の満島も、なかなかよかったし、
    最後まで救いようの無かった大学生の増尾。
    演じる岡田の笑顔が憎憎しく思えちゃいました。

    残念なのは、逮捕後の光代への祐一の気持ち。
    それから、なぜ捨てた母親と会っている時に
    金を無心していたのかを描いてくれれば、
    祐一という人間が更に解ると思うのですが。
    せっかく原作にあるのに残念。

    ですが、個人的には満足です。
    1800円、妥当だと思います。

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  • rikoriko2255

    barney

    3.0
    2010/9/1

    悪人っていうから、祐一がワルなのかと思ったら、祐一は本当はおじいちゃんやおばあちゃん思いのいいやつじゃん。

    あんたにとって祐一はウザい存在だったかもしれないけど、あんな状況で手を差し伸べてくれたじゃない。
    それを何、何もしてない祐一に対して、レイプされたとかって言って訴えてやるだって\(◎o◎)/!
    結局のところ、一番悪いのはあんたでしょ、佳乃(満島ひかり).................。
    次に圭吾(岡田将生)、あんたもひどいやつだよ。
    人を殺しちゃったことは悪いことだけど、祐一がかわいそうって感じたね。

    佳乃のお父さんも、我が子を失ってかわいそうだけど、もっと自分の子供のことを知れって感じだね。
    被害者って美化されちゃうとこあるけど、出会い系サイトだのなんだのって、犯罪に巻き込まれることやってんだから................。
    箱入り娘にしてたんならわかるけど、娘にも非があるだろって!!

    祐一はその後出会い系サイト出会った光代と、いきなりホテルに行こうなんていうのはちょっといただけなかったけど、先に光代と出会ってたらと思うと..........(T_T)
    最後はなんで.................って思うことしたけど、ある意味祐一の優しさ!?!?
    でもなんか虚しかった。

    樹木希林のおばあちゃん役、とても合ってました。
    おばあちゃんたちの誘惑にもご用心ですね。

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