白いリボン|MOVIE WALKER PRESS
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白いリボン

2010年12月4日公開,144分
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09年のカンヌ映画祭でパルムドール大賞に輝いた、巨匠ミヒャエル・ハネケ監督による人間ドラマ。第一次大戦前夜のドイツ北部のとある村を舞台に、医師の落馬事故をきっかけに起きる不可解な事件の数々をモノクロ映像で描き、人々の悪意や憎しみを浮き上がらせる。

予告編・関連動画

白いリボン

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

北ドイツの小さな村である日、ドクターが落馬して大ケガを負う。木と木の間には針金が張られていたが、翌朝には消えていた。その日を境に、小作人の妻が事故死したり、男爵家が火事になったりと不審な出来事が相次ぐように。村の人々は誰の仕業なのか、みんながお互いに不信感を募らせ、次第に村人たちの素の顔が明らかになっていく。

作品データ

原題
Das weisse Band - Eine deutsche Kindergeschichte
映倫区分
G
製作年
2009年
製作国
ドイツ オーストリア フランス イタリア
配給
ツイン(提供 デイライト=ツイン)
上映時間
144分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    ma_maru

    5.0
    2012/1/17

    「ファニーゲーム」でカンヌ映画祭の観客を途中退出させたことのある、嫌な映画を撮らせたら右に出るものがいなほどの映像作家です。

    その最新作というくらいなので、当然、嫌な後味を余すところなく味あわせてくれます。テーマは悪意。

    この監督はいつもそうです。その文脈に自発的に乗って映画を読み解こう、という気持ちがあればかなり充実した時間を送れます。それは間違いないです。

    しかし、そのような態度ではなく、「何となく評判なので観てみようかな」という感覚で観ると、「この監督は何が言いたいのだ?はっきりしろよ。」という気持ちになります。

    そう、それはまるで、「ファニーゲーム」で初めて味わったあの感覚です。それは、悪意そのものに初めて遭遇した衝撃です。

    最初は不愉快でしょうがなかったです。自分の中での落としどころが見つからなくてイライラしました。「こんなムカムカする感情を頭の中に投げつけられてどうすりゃいいんだよ」と正直思いました。何で監督はこんな不快だけの嫌な映画を撮ったのか。不思議でなりませんでした。

    ハネケ監督を初めて観た人はこのような最初の"禊"を受けることになります。このような感情の揺れが好みでない人もいるかもしれません。またやみ付きになる人もいるかもしれません。

    しかし、監督はそういう観客の好みなどお構いなしに、ただ、監督が訴えたい「感情そのもの」を容赦なく投げつけてきます。ある意味問答無用の体験です。
    そういう意味でなぜか覚悟を決めて観る映画なのかな、と思います。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    1.0
    2010/12/30

    重い。約2時間半の上映で淡々と流れる重く、冷たい空気。白黒だからさらにそう感じる。小さな村で起こる事件や悲劇。その流れはラストで語りのように理由付けされた感じ、である。村全体を描いているからいろいろあるのは当然だが、ラストまで正直憶えていられない。小さな村と言っても、世の中ピラミッド状態の組織がここでもきちんと成立しているのだ。純粋無垢を強調する白いリボン。少年は寝る時もリボンで拘束される。これでは人間、内側に秘める抑制は甚だおびたたしくなるのは当然。彼がそれを象徴している。
    暗くて、冷たくて、人間は昔からそういう感情を持っているのだ。キレイごとだけでは済まされない。冷淡な感情があってこそ、世の中があると言わんばかり。家でDVDとして見たら、気持ち萎えそう…

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  • rikoriko2255

    4.0
    2010/12/8

    とても不思議な映画でした。独特な雰囲気。
    とても古典的。

    謎解きはされていないのよね。
    陰鬱とした田舎町の狭い社会だからこそ起こる鬱屈とした思い。
    それが全てなのかな?

    何だか子供達が不気味なのよ。無表情で。
    何か隠されていそうで明かされてない事が多々。

    厳格さが仇となったのかもね。

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    ネタバレあり
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