亜矢乃
ムラタヨウコ
松浦理英子の小説『ナチュラル・ウーマン』を映画化。女性同士の禁断の恋を、圧倒的な映像美で濃密に描き出すラブ・ストーリー。『恋写』シリーズや、ミスマガジンの創設などで知られる写真家・野村誠一による初監督作品。出演は、「完全なる飼育~メイド、for you~」の亜矢乃、「THE CODE」の汐見ゆかり。
村田容子(亜矢乃)は、商品撮影専門のフォトグラファーだった。ある日容子は取引先で、出版社に勤める編集者の森沢由梨子(英玲奈)と出会う。不思議な雰囲気のある容子のことが気になった由梨子は、恋人などの人物の写真は撮らないのかと容子に尋ねる。容子は、学生時代に激しい恋に落ちた諸凪花世(汐見ゆかり)と別れてから、人と深く関わることができなかった。しかし由梨子とは、お互いに惹かれ合うようになる。その関係に一歩踏み出したいと思った容子は、由梨子と取材旅行へ出かけることを決める。その矢先、近所のペットショップで働いている花世と偶然再会する。今なお美しい花世の姿を目にした容子の脳裏に、花世と過ごした濃密な時間や過去の痛みが甦り、心が揺さぶられる。それから間もなく、花世は姿を消す。容子は由梨子に促され、変化を受け入れていくことを決意する。しかし、大学時代の友人である園田圭以子(木下あゆ美)たちと開いたパーティーで、再び花世と出会ってしまう。会場を去る花世に、容子は初めてカメラを向ける。
監督、撮影監督
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
音響効果
助監督
企画
プロデューサー
ライン・プロデューサー
監修
[c]キネマ旬報社