ユリウシュ・マフルスキ
Romek Januchta
オペラ座の衣装係として働くことになった青年が経験する芸術の理想と現実を描いたドラマ。監督・脚本は「初恋」のクシシュトフ・キェシロフスキで、彼の自伝的作品。マンハイム映画祭グランプリ受賞(1975年)。2009年6月20日より渋谷ユーロスペースにての特集上映「キェシロフスキ・プリズム」で日本初公開された。
通っていた映画演劇技術学校が急に廃校となり、オペラ座の衣装係の仕立屋として働くようになった青年ロメク・ヤヌフタ。衣裳のことで役者と衣装係が揉めたことを仲裁したことにより皆からも認められるようになる。また通勤中に路面電車で知り合った少女と親しくなるなどようやく人生に明るい兆しが見えるようになるが、その矢先オペラ座の管理職から呼び出される……。
Romek Januchta
Sowa
Romek's aunt
[c]キネマ旬報社