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シネ響 マエストロ6 ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
シネ響 マエストロ6 ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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シネ響 マエストロ6 ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2010年12月11日公開、90分、アート
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世界の一流指揮者による一流オーケストラの演奏を、最新音響設備を備えた映画館で上映する「シネ響/マエストロ6」シリーズの一つ。2010年5 月1日、ソリストにアリワ・ワイラースタインを迎え、オックスフォード大学でダニエル・バレンボイムがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したコンサートの模様を上映する。

ストーリー

ダニエル・バレンボイムが指揮し、2010年5月1日にイギリスのオックスフォード大学で開催されたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート。ピアニストとしても有名なダニエル・バレンボイムは1942年生まれ、アルゼンチン出身の指揮者。ワーグナーなど、重厚な音楽造りに飛び抜けた才能を発揮する。現在は、ベルリン州立歌劇場をベースに活動。また、思想家のエドワード・サイードらと、パレスチナやイスラエルなど紛争の絶えないアラブ地区の若者を、政治的な枠組みを超えて音楽で結び付けようというウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラなどの社会的な取り組みも行っている。今回のコンサート会場はオックスフォード大学のシェルドニアン劇場。天上にはルーベンスの絵が飾られ、座席数僅か600ほど。ベルリン・フィルの会場としては随分小さくて贅沢な場所である。通常の大ホールとは異なり、優雅で温かみが感じられる。演奏はバレンボイムが最も得意とするワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』からスタート。だが、今回の演奏は有名な第1幕への前奏曲でなく、第3幕への前奏曲というユニークな構成。続くエルガーのチェロ協奏曲では若手のホープ、アリサ・ワイラースタインをソリストに起用した。アリサは1982年生まれ、父親は元クリーヴランド四重奏団のヴァイオリン奏者、母親がピアニストという音楽一家に生まれ育った。バレンボイムが女性チェリストとエルガーのチェロ協奏曲を演奏するのは極めて珍しいことである。かつてこの曲の演奏家だった妻のジャクリーヌ・デュ・プレと別れ、さらに彼女が若くして亡くなってからは殆ど演奏していなかったからだ。続くブラームスの『交響曲第1番』ではバレンボイムやベルリン・フィルらしい重厚さ、第2楽章はコンサートマスター樫本大進のソロを楽しむことができる。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
ティ・ジョイ(提供 クラスアクト)
初公開日
2010年12月11日
上映時間
90分
ジャンル
アート


[c]キネマ旬報社