ステート・フェア(1945):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ステート・フェア(1945)
ステート・フェア(1945)
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ステート・フェア(1945)

1948年9月公開、ミュージカル
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「オクラホマ!」「ジョニイはメリーを愛する」等の音楽作者チームとして名高いオスカー・ハマースタイン2世とリチャード・ロジャースが作詞作曲したミュージカル映画で、かつて映画化されたことのあるフィリップ・ストロングの小説を、「アメリカ交響楽」のソニァ・レヴィンとポール・グリーンが改作し、作詞者ハマーシタィンが脚本を書き、「センチメンタル・ジャーニー」のウォルター・ラングが監督し、「ブルックリン横町」のレオン・シャムロイが撮影したテクニカラー色彩の1945年作品である。主演は「我等の生涯の最良の年」「影なき殺人」のダナ・アンドリュース、新人の歌手スターのジーン・クレイン、新進の歌手スターのディック・ヘイムスで、新進ヴィヴァアン・ブレーン「美人劇場」のチャールズ・ウイニンジャー、「町の人気者」のフェイ・ベインター、ドナルド・ミーク、フランク・マクヒュー、パーシー・キルフラィド等が助演している。音楽は「剃刀の刃」のアルフレッド・ニューマンとチャールズ・ヘンダーソンである。

ストーリー

アメリカ中西部のある田舎でのことである。フレイク夫妻は息子も娘も大きくなったし、主人のエイベルは年一回の州主催の共進会で養豚の一等賞を、妻のメリッサは漬け物で一等を取るのが望みである。デーヴ・フイラーはエイベルをからかって、一等は取れない、たとえ取れても不幸なことが一家に起こるに相違ないとケチをつけ、かけをする。エイベルは自慢の豚にブルー・ボーイと命名し、メリッサは腕によりをかけて漬け物作りだ。娘マァジーは共進会の記事をとりに町から来た新聞記者パット・ギルバードを好きになる。彼は皮肉屋で都会ずれがしていて、純情とはいえない青年だが、彼女は彼が心の奥底は善良だと直感したのだ。パットは都会の若い女に見られない純情な美を彼女に見出たというわけである。歌が得意の息子ウェインは町から来た歌い手のエミリー・エドワーズが好きになり、2人で合唱するのに夢中である。共進会ではブルー・ボーイは一等の栄冠をいただき、メリッサの漬け物も優等賞だった。ところがパットが消えて居なくなり、エミリーは結婚しているということが分かって、マァジーもウェインも失望落胆、どうやら賭はデーヴの勝ちになりそうな形勢となる。エイベルもメリッサも賭はそっちのけ子供たちの不幸が心痛だ。しかしパットはシカゴの新聞社から電報で呼ばれて急行していたので、引き返して来てマァジーに結婚を申し込むし、ウェインは純真なエリナーという乙女を連れてフレイク家へ帰ってくるというおめでた続きで、エイベルもメリッサも大ニコニコとなったのである。

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作品データ

原題
State Fair
製作年
1945年
製作国
アメリカ
初公開日
1948年9月
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
ミュージカル


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