天地明察|MOVIE WALKER PRESS
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天地明察

2012年9月15日公開,141分
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2010年の本屋大賞第1位に輝いた冲方丁のベストセラー小説を、岡田准一を主演に迎えて映画化した歴史ドラマ。岡田が扮するのは、日本で初めての暦作りに挑戦した実在の人物・安井算哲。彼が挫折や失敗を繰り返しつつも、妻や仲間たちに支えられ、偉業に挑む姿が描かれる。監督は『おくりびと』の滝田洋二郎。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

江戸時代前期、800年にわたり使われてきた中国の暦がずれ始め、大きな問題となっていた。だが、暦を扱うのは朝廷で、幕府は簡単に手を出せない。そんな中、四代将軍・徳川家綱の後見人で会津藩主の保科正之は徳川家に仕える青年・安井算哲をリーダーに、正しい暦を作る大計画をスタートさせる。それは壮大な挑戦の始まりだった。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2012年
製作国
日本
配給
角川映画=松竹
上映時間
141分

[c]2012「天地明察」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    2.0
    2020/7/18

    実在した人物を元に作られた半フィクションです。

    興行的に、実在人物を描いたほうが客を呼べるという判断なのかも知れないけれど、実在の人物の個人史によってストーリーがかなり制約され、散漫になってしまった点が残念でした。

    800年間続いた暦を改暦した人物の話という骨子だけを残して、完全なフィクションにした方が、ずっと感動的なお話に組み立てられたと思うのですが、とてもいい加減なシナリオであり、不完全燃焼感を残します。

    岡田准一と宮崎あおいの恋愛描写も底が浅過ぎ。こんな恋愛、江戸時代にもないだろうし、今の時代にはもっとありえない。

    暦勝負に至っては、京都と江戸で同じ日食月食が見れるはずがないのに、それが見えるという前提でストーリーが組み立てられており、噴飯物です。

    たしかに場所によって見え方が違うという事実は、昨年までは天文ファンぐらいしか知らなかった事柄かも知れません。
    しかし今年金環食を見たあとの日本人なら、全員が知っている事実です。

    つまり、映画を「金環食が来る」のに合わせて公開するのであれば、国民が正確な知識を得る前、すなわち金環食の日よりも前に公開しておかないと、と思った次第です。

    ※お知らせ※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    4.0
    2012/9/26

    江戸時代の数学の実物、そして天体観測の道具。これらの資料を丁寧に調べての映像なのでしょう。こういうものをしみじみ眺められただけでも映画館に行った価値があります。

    余り掘り下げることのできていない妻えんとのエピソードは割愛してしまって、もう少しタイトな時間に編集されていたらもっと余韻の残る作品になっていたかもしれないと言いたくなってしまう位、いくつもの失敗を重ねながらも正確な暦に辿り着こうとする算哲の姿勢が何とも清々しいです。
    算哲とともに歩む人々の一途さも素敵。
    関孝和が言うように、本人の才と努力だけでは越せない壁があり、そのプラスアルファを手にできた算哲には人としての魅力があったのでしょう。
    岡田准一さんはそういう台詞だけでは伝えられないニュアンスの伝えられる役者さんに成長してきました。だからこそ実力ある共演者たちの味わいある演技が引き立ちます。

    算哲と一緒に達成感を体験、そんな作品でした。

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  • rikoriko2255

    じぇふりぃちゅうぶ

    2.0
    2012/9/22

    原作は未読だが、宇宙物が大好きだし、宮崎あおいのファンだし、ベテランの滝田監督の作品なので、それなりに期待して観た。でも不倫話には、ガッカリしました。

    映画としては観易い物だと思うが、個人的にその歴史的考察のいい加減さが気になり、素直に作品世界に入る事が出来なかった。幾らなんでもこんないい加減な物を作って良いのか?と思う。

    武士とそうでない者との間に大きな身分の差が有った時代に、お目見え以下どころか、武士ですらない者が将軍とほぼ同じ高さの場所に居られる訳が無い。

    他にも公家と町人が直接会話するとか、歴史的にあり得ない描写を観て、画面にツッコミをしまくってしまった。

    エンディングでお雛様の映像が登場するが、これにもぶっ飛んでしまった。江戸時代は男雛の右側に女雛を置く。

    大正天皇の御成婚の折に西洋式に男が右で女が左とした結果、それ以降にお雛様も男雛を右にする様になったと言う歴史もご存じない?

    武士が馬に股がる際に、右側からではなく左側から股がる!と言う、西洋馬術しか知らない低い知識レベル丸出しの描写をする、お粗末な邦画が存在する状況下では仕方無いのか?

    映画として面白いか否か?と言う面をさておいて、とにもかくにも歴史的描写において零点です。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    barney

    5.0
    2012/9/11

    日本に合った暦を作るために、天文バカが挑んだ!?
    いや~ぁ結構面白おかしく、そして応援したくなる感じで、何事にも諦めない姿勢を教えてくれるいい作品でしたよ。
    天文学が算術と繋がっているとはね~ぇ。

    2時間21分と長い映画だったけど、、飽きることなく最後まで観れました。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2012/9/4

    江戸時代の理系は何をしていたか。
    突飛な設問で申し訳ない。しかし、戦国の世が終わり、軍事や築城で才が発揮できなくなった理系は何をしていたか。そのひとつの答えがここにあった。
    和算の天才関孝和といえども、貧乏長屋暮らし。日本の江戸時代にレオナルド・ダ・ビンチは不要だったかと惜しまれる。その中で、改暦という国家プロジェクトを推し進めた算哲の力量は賞賛に値する。
    とにかく岡田准一と宮崎あおいの溌剌さが気持ち良い。また、徳川光圀公始め、周りのバックアップもこれが身分の固定化した封建時代かと思われるほど、フレキシブル。
    最初武士ではなく、ざんぎり頭で登場することも意外性をもらたす。当時医者も、髷ではなく、剃髪かざんぎり頭であったことも合わせ、太平の世の「碁打」という身分も改めて考えさせられた。
    しかしたぶん、古今東西どこの天文方も「蝕」の予測には、おそらく文字通り『首』がかかっていたんだと思いますね。観測も大変ですが、成果も問われる大事な仕事です。

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