東京家族|MOVIE WALKER PRESS
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東京家族

東京家族

2013年1月19日公開,146分
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小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田洋次監督が現代の家族像を描くヒューマン・ドラマ。子供たちに会うために東京へやってきた老夫婦の姿を通して、家族の絆を映し出す。老夫婦に橋爪功と吉行和子、長男を西村雅彦、次男を妻夫木聡が演じるなど、新旧実力派たちが多数顔をあわせた。

予告編・関連動画

東京家族

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

瀬戸内海の小島で暮らす周吉と妻のとみこは、子供たちに会うために東京へやってくる。郊外で開業医を営む長男・幸一の家に長女の滋子、次男の昌次も集まるが、生活のリズムが違いすぎて、やがて溝ができていく。そんな中、周吉は同郷の友人と酒を飲みすぎて周囲に迷惑をかけてしまい、とみこも幸一の家で突然倒れてしまう。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2012年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
146分

[c]2013「東京家族」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • kin_chan
    kin_chan
    5.0
    2013/2/16

    瀬戸内海の小さな島から久しぶりに上京してきた老夫婦。息子や娘たちとの再会とちょっとしたいざこざ…。
    一番心配していた、下の息子とその彼女…。
    都会では、忙しすぎる社会、ご近所や仕事関係のしがらみ…。
    田舎生活では、それこそしがらみだらけだけど、それが生きるケアになっている。
    福島の震災ボランティアの話しとか、津波でなくなった方の話しとかも出てきて、生きていくとはどういうことか、助け合うとはどういうことかと考えさせられましたネ。

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  • パライバ
    パライバ
    4.0
    2013/2/2

    良いお姑さん、と思いました。
    長男の妻にちゃんと「ありがとう」って言うんですよね。実の親子でもなかなか「ありがとう」と「ごめんなさい」は口にしづらい時があるのに。
    不器用な父親が未来の息子の妻へ形見の時計を託す時の「ありがとう」も。
    この二つの「ありがとう」を見るための映画かなと思いました。

    ベタでもいいじゃないですか。
    本当は死をストーリーに描かずに泣かせるのが一番の名画だとは思いますけれども。

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  • ダージリン
    ダージリン
    4.0
    2013/1/26

    小津安二郎へのオマージュに添えて、未来への希望が描き出されている。

    田舎と都会、世代の差など様々な対比が描かれるが、現代では紋切り型の対比がもはや成立しなくなっていることを、監督自身は良く分かっているであろう。だが、この作品では敢えてそれを描いたように思う。否応なく時代は動いていき、地域間、世代間の差異といったものは失われていく。しかし、時代の移ろいを超えて変わらないもの、人に希望を与えるものは何かということを問いかけている気がする。末っ子の昌次とその恋人が持つ純粋さに、明るい未来が託されているように思えた。

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  • ミチさん
    ミチさん
    4.0
    2013/1/21

    レビューに入る前に旧(東京物語)と新(東京家族)の女優の配役を見て下さい。
    (旧)平山文子:三宅邦子、金子志げ:杉村春子、平山紀子:原節子、平山京子:香川京子
    ※当時にあっても凄い配役だと思います。原節子の役は、戦死した次男の嫁、香川京子の役は、田舎に残った次女の役です。
    これに対して、現代版は、
    (新)平山文子:夏川結衣、金井滋子:中嶋朋子、間宮紀子:蒼井優
    さて、この物語は、旧の方では、香川京子が、田舎での葬儀の後、急いで帰る兄や姉(嫁)に対して、文句を言うのが印象的で、何かシェイクスピアの「リア王」を観るような感じでした。
    これに対し、今回の作品では、やはりこの配役では、蒼井優が他の二人をキャラを食ってしまい、結果として、同じようなエンディングになりました。この点、監督がそこまで計算していたのか、分かりませんが。
    対する両親(旧:笠智衆/東山千栄子、新:橋爪功/吉行和子)ですが、旧作の両親はほとんど台詞がなかったと思います。特に母親は、昔の母親がそうであったように、ほとんどしゃべらなかったという印象です。
    これに対し、現代の両親はしゃべりますね。もう少し地の演技で見せてくれても良いと思いますが、現代人は他人の気持ちを「分かりたい」という気持ちが強いのかもしれません。
    さて、後世の人は両作品を比較してどう思うでしょうか。

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  • barney
    barney
    3.0
    2012/12/25

    静かにのんびりと、ありがちな家族を描いてました。
    大きなアクションや派手な場面があるわけでもないけど、当たり前のように過ごしている今を淡々と!!
    下手をするとつまらなくなりそうな作品だけど、ひとつひとつ納得~ぅって思わされることばかりで、結構観入ってしまいました。

    家族に迷惑をかけずポックリと............ある意味理想なのかも???
    妻夫木聡の演技には涙でした。
    蒼井優もいい役で、かわいかった~ぁ。

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  • さっちょ
    さっちょ
    5.0
    2012/12/18

    山田洋次監督の最高傑作かもしれないと思った。現代社会の現実的な家族模様を描いている。リアル感いっぱいだった。クスっと笑える小ネタも良かった。
    東京や横浜の都会と瀬戸内海の小島の自然の風景の対比も見事だった。
    ジブリアニメ以外の実写映画での久石譲さんの曲は『おくりびと』に負けず、とても素晴らしく癒される音楽だった。
    親は親で子供の迷惑にならないよう気遣いをして、でも寂しさを抱え込んでいる。
    子供は子供で久しぶりに会えた親との接しの喜びより、現実の忙しい東京での生活でいっぱいいっぱいで、親を思っても対応しきれない状況。
    父親に受け入れられていないと思い、やりきれない感情を示す次男や、その次男の将来を心配してつい口出ししてしまう父親。
    父親の友人が父親とお酒を交わしながら会話した内容も、現代社会らしい家族問題が示されていて印象的。
    長男家族の親子関係や、長女の夫婦の会話のやりとりも、あるある私もそうだったと感じられた。
    なにより吉行和子さんが演じた母親の、家族を思いやる穏やかな口調・言動が一番心に響いた。
    長時間映画だったが、どのシーンもなくてはならない必要不可欠な場面ばかりで、あらゆる家庭にあてはまるような家族関係が丁寧に描かれていた。
    私達親子も、一番身近だからお互い思ったことを躊躇せずにぶつけて傷つけあってしまう。でも本心は親は子供に愛情を注ぎ慈しみ年老いても子供からの世話を受けずに迷惑をかけないようしたい考え、私も親に尊敬の念を抱き信頼し大好きな大切な存在。なのにうまくかみ合わない。いつか時が解決してくれるって思っているのは甘いのかもしれない。第三者が介入することでうまくいく物事もあるが、結局は当事者同士が相容れないままこじれたままだと距離は縮まらないだろう。それでも家族、親子だから途切れない絆。この絆に救いのない切れ目を入れないようしなければと痛感した。

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