
鎌苅健太
セイキ
お笑い芸人の長原成樹が初メガホンを握り、自伝小説を映画化した人間ドラマ。昭和の大阪市生野区を舞台に、ワルの道からお笑いの世界へ飛び込んだ在日コリアンの青春を、笑いと涙、アクションを交えて描く。バラエティ番組などでしばしば芸人顔負けの面白トークを展開する若手俳優・鎌苅健太が、主人公を等身大で好演。
※結末の記載を含むものもあります。
1980年代の大阪。毎日コロッケとキムチしか出さない父親に育てられたセイキは、ケンカ、カツアゲ、窃盗に明け暮れる筋金入りの不良として少年院に入れられる。出所後、友達に紹介された女性ミチコの美しさに感激し、真面目に生きることを誓ったセイキ。そんなとき、芸人志望の親友タツヤから漫才師になろうと誘われる。
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