風にそよぐ草:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
風にそよぐ草
風にそよぐ草
-

風にそよぐ草

2011年12月17日公開、104分
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「去年マリエンバードで」で知られるフランスの巨匠アラン・レネが、89歳にして送り出した大人のラブストーリー。ひったくりに奪われた財布を拾ったことがきっかけで、初老の紳士がその持ち主の女性に心奪われてゆく。出演は「ミックマック」のアンドレ・デュソリエ、「巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)」のサビーヌ・アゼマ。

ストーリー

ある日、ショッピングセンターを訪れた初老の歯科医ジョルジュ(アンドレ・デュソリエ)は、駐車場に捨てられていた財布を偶然拾う。お金は抜き取られていたが、小型飛行機の操縦免許証が入っていた。そこに記されていた名前はマルグリット・ミュイール(サビーヌ・アゼマ)。それは、彼女がひったくりに奪われたものだった。添付された女性の写真を目にしたジョルジュは、浮足立つ。財布をどうやって彼女に届けようかと思案したものの、結局、警察に届けることに。翌日、自宅の電話が鳴る。マルグリットからだったが、お礼を述べるだけのそっけない態度に失望し、乱暴に受話器を置いてしまう。が、その態度を反省したジョルジュは、謝罪の手紙をポストに投函。数日後、マルグリットからは気にしていないという内容の返事が届くと、再び手紙を書く。しかし、彼女からの返事はない。これをきっかけに毎晩のように彼女に電話をかけ、留守電に“話がしたい”とメッセージを残すジョルジュ。だがある夜、電話に出た彼女から“これ以上は電話してこないでほしい”と言われ、彼女の車のタイヤを切り裂いてしまう。これを受けて、警察に相談するマルグリット。相談を受けたベルナール刑事(マチュー・アマルリック)は、ジョルジュの家を訪ね、彼女への連絡をやめるよう優しく諌める。しかし、ジョルジュは深く傷ついていた。ジョルジュからの連絡は途絶えたものの、逆にマルグリットは彼に対して気の毒な事をしたのではないかと、気に病んでいた。そしてある夜、ジョルジュ宅に電話して居場所を聞き出すと、外出先の映画館に駆け付ける。面識はなかったが、お互いを認識した2人は、近くの喫茶店で飛行機の話題に興じる。その後も些細な行き違いはあったものの、ある日、マルグリットはジョゼフと妻を飛行場に招待する。そして、思いがけず2人になると、口づけを交わす。こうして、2人の恋が始まったように見えたのだが……。

予告編・関連動画

風にそよぐ草

予告編

2011/9/12(月)更新

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
WILD GRASS
映倫区分
G
製作年
2009年
製作国
フランス イタリア
配給
東宝東和
初公開日
2011年12月17日
上映時間
104分
製作会社
Studio Canal

[c] F Comme Film.
[c]キネマ旬報社