矢島晶子
シンノスケ
埼玉県春日部市を舞台に、おバカな幼稚園児しんのすけが繰り広げる珍騒動を描き、幅広い層から人気のコミック『クレヨンしんちゃん』。1993年公開の第1作から数え、20作目となる本作でも、宇宙まで飛び出したスケールの大きな物語が展開する。監督は前作に続き、シリーズ2度目の登板となる増井壮一。
※結末の記載を含むものもあります。
ある日、野原家に謎の男2人が現れ、しんのすけは彼らから渡された紙にサインをしてしまう。次の瞬間、野原家はUFOに吸い込まれ、彼らはヒマワリ星という見知らぬ土地へ。しんのすけがサインしたのは、宇宙契約書で、ひまわりがその星の姫になるか、さもなければ地球もヒマワリ星も消滅するという究極の選択を迫られる事に。
[c]臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK・2012 [c]キネマ旬報社
宇宙のバランスを取るために、地球の兄弟惑星=ひまわり星のプリンセスとして、ひまわりが連れて行かれ、しんちゃんたち野原一家で取り戻そうとする物語。
宇宙バランスをあらわす造形表現は、想像力の豊かさを感じた。
物語も面白く、相変わらずクオリティ高いクレしんシリーズのひとつである。
<映倫No.119261>
しんちゃんはテレビアニメもみているので映画公開を毎年楽しみにしてました(^^) しんちゃんとひまわりの兄妹愛が宇宙を救う…というおばかだけど感動的な内容で良かったです! 今回は「敵」っていうのがいなくてそういうのも新鮮で面白かったです♪