五代目坂東玉三郎
テンシュフジントミヒメ
泉鏡花の戯曲で、映画やオペラにもなった人気作を坂東玉三郎の演出・主演で歌舞伎として上演。その映像をHD高性能カメラで収め、劇場で上映する<シネマ歌舞伎>の第15作。白鷺城(姫路城)の天守閣に潜む異形の者たちと、人間の恋が幻想的に描かれる。異形の者と恋に落ちる鷹匠に扮するのは市川海老蔵。
白鷺城の天守閣最上階、そこには異形の者が住んでいると噂されていた。藩主の鷹を逃した罪で切腹を迫られていた鷹匠の図書之助は、天守閣最上階へ行ってくれば命を救うと言われ、いざ最上階へ。そこには異界の者である天守夫人こと富姫がおり、最初は拒まれるも、彼が何度か足を運んでいるうちに2人の間に特別な感情が芽生えてくる。
テンシュフジントミヒメ
ヒメカワズショノスケ
カメヒメ
ススキ
オダワラシュリ
シタナガウバ
シュノバンボウ
オウミノジョウトウロク
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