ジュリエット・ゴルティエ
オルタンス・フルーリ
フランス北西部のオート=ノルマンディ地方ウール県ル・テュイにて16ミリと35ミリの素材を用いてスペインの監督ホセ・ルイス・ゲリンが撮った前衛的メロドラマ。リュミエール兄弟のシネマトグラフが公開されて100年目の1996年に製作された。モノクロフィルムと色とりどりの風景が混ざりあい、ノスタルジアを生み出している。1997年5月13日に第50回カンヌ映画祭「監督週間」にてプレミア上映され、同年12月13日にポルトガルで公開。翌年98年1月23日にスペインで公開された。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
1930年に突然消えてしまったアマチュア映画監督が残した古いフィルムを使い、ホセ・ルイス・ゲリンが息吹をかけ、現代に新しく甦らせる。失踪する3ヶ月前、自分の家族を映し出していた男。傷んだモノクロフィルムの映像を辿って、ゲリンが彼の家を訪ね、男の失われた時を鮮明に映し出す。
オルタンス・フルーリ
エティエンヌおじ
若い娘
男の子
男の子
女の子
女の子
マルゴ
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