監督
フランスのパリ、アルデンヌ地方、リヨン地方、ロレーヌ地方にあるエルメスの工房で職人たちの姿をとらえたドキュメンタリー。監督は、レバノン戦争についてのルポルタージュでアルベール・ロンドル賞を受賞したレポーターのフレデリック・ラフォンと、デザイナー兼ジャーナリストのイザベル・デュピュイ=シャヴァナ。
ストーリー
1837年、パリの馬具工房として誕生したエルメスの根幹は、いつの時代も職人によって支えられてきた。フランスのパリ、アルデンヌ地方、リヨン地方、ロレーヌ地方という4ヶ所にあるエルメスの工房の職人を訪ねて回る。工房に響く皮革やクリスタル、シルクの音と、職人の沈黙をカメラはとらえる。職人の技術と仕草を観察し、そのなかに潜む生命の輝き、情熱、プライドを静かに解き放っていく……。