アンデス山脈で遭難した登山家たちの実話を映画化した「運命を分けたザイル」の続編。事故後6度の手術を繰り返し、厳しいリハビリを続け奇跡の復活を果たしたジョーは、登山家たちから「妄執の塊」と呼ばれるスイスのアイガー北壁に挑む。
ストーリー
ペルーアンデス山脈、高度6400mで遭難した登山家たちの事故後、ジョーは6度の手術を繰り返し、9ヶ月間ギブスをはめ、歩行不可能とまでいわれていた。しかし、厳しいリハビリを続け奇跡の復活を遂げる。山への情熱を絶やすことなく“挑戦あるのみ”と意気込む彼は、尊敬する伝説の登山家トニー・クルツの最期の謎を追い巨大絶壁へ挑む。そこは、アルプスで非常に難度が高く危険なため、登山家たちからは「妄執の塊」と呼ばれるスイスアイガー北壁。高さ1800mの垂直の岩壁、 日が当たることはない“死のビバーク”と呼ばれる大氷田、数々の難所をクルツと同じルートで登攀していくことで、自身の壮絶な過去と彼の体験が重なっていく。たった1本のザイルが運命を決める究極の選択。生か、死か、切らなくては死んでしまう。
スタッフ
監督、製作
ルイーズ・オズモンド
原作
ジョー・シンプソン
ナレーター
スティーヴン・マッキントッシュ
製作総指揮
ジョン・スミッソン
製作総指揮
ジリアン・ウェア
撮影
ジェレミー・ヒューソン
撮影
キース・パートリッジ
音楽
ジャック・アーノルド
編集
ベン・レスター
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- The Beckoning Silence
- 製作年
- 2007年
- 製作国
- イギリス
- 配給
- クロックワークス
- 初公開日
- 2007年11月7日
- 上映時間
- 74分
- 製作会社
- Darlow Smithson Productions
[c]キネマ旬報社