マイケル・ブロディ
マイケル
「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督が、自らの高校時代の体験を基に、ティーンエイジャーの本音を見つめる青春ドラマ。一台の下校バスに乗り合わせた若者たちの虚勢や不安、複雑な心模様をあぶり出す。キャストは、ブロンクスのコミュニティ・センター“ザ・ポイント”に集まる実在の高校生たちを起用。
NYブロンクスにある高校では、ようやく夏休みを迎えようとしていた。バスで帰宅する生徒たちはいつもの面々、車内はすでにお祭り騒ぎで、彼らの話題は誰と誰がくっついて別れたという恋愛話、そしてくだらない仲間のスキャンダルだ。中心グループのマイケル(マイケル・ブロディー)やビッグ・T(ジョナサン・ウォーレル)は、小学生を無理やり席から立たせ、お婆さんにはセクハラまがいの嫌がらせを仕掛けて、定位置のバス最後部の座席を占領。そこに、いつもマイケルたちの後を付いて回るテレサ(テレサ・リン)が乗り込んでくる。気分転換にとブロンドのかつらをかぶった彼女に車内は再び大騒ぎ。さらにマイケルは、テレサがパーティーで他の女とキスしていたとばらしてしまうのだった。女王様キャラのレイディ・チェン(レイディーチェン・カラスコ)は、親友のナオミ(《ナオミ》マーフィー)とパーティーに呼ぶ友達の人選に忙しく、招待の断りメールが入ってキレまくっている。ブランドンとルイスのゲイカップルは浮気のトラブルを抱えてバスの中で修羅場を繰り広げ、周りの仲間に慰められる。バスが進み停留所に止まるにつれ、生徒たちがひとりまたひとりと降り、車内には次第に静寂が訪れる。そして、彼らの内に秘めた個性と本音が見え始める。だがそこに学校の仲間のイライジャが刺されたというメールが飛び込んでくる……。
マイケル
テレサ
レイディ・チェン
リトル・レイ
ジョン
ビッグ・T
アレックス
ナオミ
監督、脚本、共同製作
脚本
脚本
製作総指揮
共同製作
共同製作
共同製作
撮影監督
美術監督
編集
衣裳デザイン
助監督
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[c]キネマ旬報社