ジョン・マルコヴィッチ
ウェリントン将軍
ナポレオン皇帝が生涯に4度戦い、1度も勝つ事ができなかったイギリス軍のウェリントン将軍。フランス軍のポルトガル征服と彼らに立ち向かうイギリス・ポルトガル連合軍が激突したブサコの戦いを描く歴史ドラマ。前線で戦う兵士だけでなく、女性や戦火に巻き込まれる市井の人々の視線も交え、動乱の時代が浮き彫りにされる。
※結末の記載を含むものもあります。
1810年9月27日。ポルトガルに進出したフランス軍第二大隊の兵士たちは圧倒的に不利な地形も関係なしに、ついにアルコバ山頂に到達。だが、そこにはウェリントン将軍率いるイギリス軍が待ち構えており、敗北を喫する。ウェリントンは勝利を収めたものの、いまだ数的に有利なフランス軍を要塞トレス線に誘い込むべく、戦略的撤退を試みる。
ウェリントン将軍
マッセナ元帥
マルボ男爵
フランシスコ・シャビエル軍曹
ジョナサン・フォスター陸軍少佐
モーリーン
マルチーリウ
レヴェック
ペドロ・ド・アレンカル中尉
フィリパ・サンチェス
クラリッサ・ウォーレン
ビセンテ・ド・アルメイダ
ゼ・マリア
ボルダロ
孤児の少年
セブリーナ
コジマ・ピア
レオポルト・シュバイツァー
ユサルド
オクターブ・ド・セギュール
マリア・デ・イエス・アルメイダ
アルベルト
農夫
老農夫
農婦
若い女中
ピーター・ウォーレン
アフンス
ケープ・パーシー
フランセス中尉
サーヴェドラ隊長
ポーランド人
歩哨
フランスの兵士
監督、編集
製作
脚本
撮影
音楽
美術
編集
企画準備
録音
製作主任
助監督
ミキシング
ミキシング
指揮
[c]ALFAMA FILMS / FRANCE 3 CINEMA 2012 [c]キネマ旬報社
マチュー・アマルリックさんファンのカミさんのお供で鑑賞。 フランス軍のポルトガル征服と彼らに立ち向かうイギリス・ポルトガル連合軍が激突したブサコの戦いからトレス防衛線でのフランス軍敗退までを描く歴史ドラマと言うことですが、ゴチャゴチャし過ぎで訳が分からなくなります。なんだか主役だらけという感じです。何よりCF込みで約3時間は“長い!” 戦争に絡むエピソード、軍団兵員たちの喜怒哀楽、志願兵の悲喜交々、民間人の悲惨な生活と生き延びる苦闘、戦火を潜り逞しく生き延びる女性たちの姿、心を打つ場面は随所に散りばめられていますが統一性が無くて鬱陶しく感じます。 ジョン・マルコヴィッチさんは今回は真面な人?役でしかも将軍という大看板な筈なのにイマイチ冴えない出番の少ない役どころでした。マチューさんもフランス遠征軍の副長クラスで大した出番なし。逆に、カトリーヌ・ドヌーヴさんや娘のキアラ・マストロヤンニさん、イザベル・ユペールさん、ミシェル・ピコリさん等の大物がさらりと顔出ししているのには驚きました。 正直、新年初見には残念な、長くて観疲れする作品でした。