監督、脚本
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生命(いのち)のことづけ 死亡率2倍 障害のある人たちの3.11
2013年6月22日公開、37分、ドキュメンタリー/社会派
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東日本大震災において障害者の生死を分けたもの、生き延びた人たちの苦労、そして障害者団体や支援団体による支援の取り組みを通じて、今後の復興と地域づくりの可能性を探るドキュメンタリー。監督は、「ゆずり葉 君もまた次のきみへ」の早瀬憲太郎。震災で被災した盲ろう者、早坂洋子さんがナビゲーターを務める。
ストーリー
自治体、報道機関の発表データによると、東日本大震災による障害者の死亡率は、住民全体の死亡率の2倍以上だと言われている。そんななか、障害のある人の生死を分けたものは何なのか。人間としての尊厳を失わずに生き延びるには……? 東日本大震災で被災した盲ろう者、早坂洋子さんをナビゲーターとして、災害が起こった際の障害者支援の取り組みを追う。家族や仲間たちが語る、津波で命を失った人たちの証言。そして、逃げ延びた人たちを待っていた過酷な現実。避難所で、“出ていけ”という罵声を浴びせられた精神障害のある人たち、床に寝ることができず、16日間車いすに座り続けるしかなかった女性、避難指示区域に5日間取り残された全盲の女性などがいたなか、様々な障害者団体や支援団体が自治体からの協力を得ながら、障害者たちの支援を始める。福島県南相馬市と岩手県陸前高田市では、個人情報の開示を受け、障害者の訪問調査が実現した。新たな大災害の可能性が指摘されるなか、震災を経験した当事者や関係者の姿を通じて、今後の復興と地域づくりの可能性を探る。