ターザンと巨象の襲撃:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ターザンと巨象の襲撃
ターザンと巨象の襲撃
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ターザンと巨象の襲撃

1955年12月3日公開
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10代目ターザン、によるターザン映画の最新 作。バーカーにとっては「ターザンと密林の女王」に次ぐ出演で、今回は「フランス航路」のジョイス・マッケンジーがジェーンに扮している。他に「裏窓」のレイモンド・バー、ハリウッド・デビューのベルギー女優モニク・ヴァン・ヴーレン(「明日では遅すぎる」)等が出演する。製作はターザン映画専門のソル・レッサー。脚色は「絶海のターザン」のキャロル・ヤングとカール・カム、撮影は「ターザンと密林の女王」のカール・ストラッス。「カーニバルの女」のカート・ニューマン監督になる1955年作品。

ストーリー

東アフリカのとある草原地帯に巨象の大群を発見した象牙密猟者 ヴァーゴとフィデルの2人は早速根拠地ダガールに戻って女首領ライラに報告し、大密猟隊を編成しようとした。だがダガールにはそれだけの人数はなく、ついにヴァーゴたちは平和なライコポ族集落を襲って男たちを捕えライラの本拠に連行した。残された集落の女たちは近くの密林で平和を楽しんでいるターザン(レックス・バーカー)とジェーン(ジョイス・マッケンジー)に事情を訴え、怒ったターザンはライラの本拠に忍び込んで銃器を奪い奴隷たちを逃がした。計画の頓挫したライラたちはターザンに象狩りの手助けを求めるが拒絶され、ライラの指図でフィデルはジェーンを棲家に襲って人質にしようとするが樹上の家に火がつく隙に彼女は集落へ逃げた。ターザンはジェーンが死んだと考えて気落ちし、ヴァーゴに捕えられライコポ族の男たちも再び捕虜となった。かくて目的地に着いた大密猟隊は象群を追いこむ柵を作るが、ヴァーゴは本性を現してターザンを虐待し、ライラをあざむいて象牙を独占しようと企てフィデルをダガールに追い返した。驚いたライラは密猟地に急ぐが、途中ターザンの行方を探しているジェーンに会い彼女を捕虜にした。現地に着いたライラはヴァーゴを監禁し、ターザンの縛めをほどいて象群を柵に呼び入れるよう命令するが、ターザンの叫びで巨象の群は柵に沿ってライラたちの方に殺到する。鉄砲を使うひまもなく密猟隊の悪者は1人残らず巨象の足下に亡び、ターザンはジェーンと象の背で棲家再建の希望に胸をふくらませて帰途についた。

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作品データ

原題
Tarzan and the She-Devil
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ
初公開日
1955年12月3日
製作会社
RKOラジオ映画


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