ハーフ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ハーフ
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ハーフ

2013年10月5日公開、87分、ドキュメンタリー
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異なった背景を持つ5人のハーフたちを1年以上かけて取材したドキュメンタリー。シドニーで生まれ育ち27歳で来日した女性、ガーナから日本に移り、今はガーナに学校を建てる活動している男性などが登場する。共同監督は、アメリカでドキュメンタリーを製作していた西倉めぐみ、「Madrid x 東京」の高木ララ。

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ストーリー

ソフィアはシドニーで生まれ育ち、日本は子供のころ親戚を訪ねて行ったことしかない。27歳で自分の日本人のルーツを探求しようと東京に移った彼女は、日本語を学びながら生活に慣れようと、固い決意で取り組んでいる。デイヴィッドはガーナの小さな村で、ガーナ人の母親と日本人の父親の間に生まれた。6年後東京へ移ったが、彼が10歳のときに両親は別れた。その後、デイヴィッドは2人の兄弟と一緒に8年間養護施設で育つ。20代になって初めてガーナに戻ったデイヴィッドは、あまりにも異なる2つの祖国の姿を発見する。そして今、ガーナに学校を建てる資金を集めるために活動している。メキシコ人のガブリエラと日本人の大井哲也はアメリカ留学中に出会い、結婚して名古屋に移った。男児アレックスと女児サラが生まれ、今2人は日本の小学校に通っている。ガブリエラは子供たちがスペイン語、日本語、英語の3ヶ国語を維持できるよう、インターナショナルスクールに行かせるべきか検討している。アレックスは同級生からハーフと言っていじめられ、そのストレスから体に様々な症状が現れている。ベネズエラ人と日本人の間に生まれたエドワードは、神戸の母子家庭で育ち、インターナショナルスクールで教育を受けた。日本人社会から疎外感を覚えたエドワードは、大学進学でアメリカに渡った。二度と日本に住むことはないと思っていたが、数年後に老いた母の世話をするために日本に戻る。日本でも多人種の人たちのネット上のコミュニティが活発なのを発見した彼は、ミックスルーツ関西(MRK)を立ち上げ、日本社会に多人種、多文化への関心を高めようと活動している。房江は神戸出身で、日本に帰化した韓国人の父親と日本人の母親の間に生まれた。15歳で自分のルーツが韓国にあることを知り、大きなショックを受けた房江は、両国の文化の違いに強い関心を持った。20年経った今も日本社会で2つのルーツを持つことに葛藤を抱き、MRKに参加して活発な活動を続けている。

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
ハーフプロジェクト
初公開日
2013年10月5日
上映時間
87分
ジャンル
ドキュメンタリー


[c]キネマ旬報社