アシュトン・カッチャー
スティーブ・ジョブズ
70年代に友人とともにアップル・コンピュータを立ち上げ、後にiPhoneなど数々のデバイスを世に送り出してきたスティーブ・ジョブズ。11年10月に56歳の若さで亡くなった彼の知られざる姿に迫るヒューマンドラマ。デミ・ムーアの元夫としても知られるアシュトン・カッチャーがダイエットに取り組み、ジョブズになりきった熱演を披露。
※結末の記載を含むものもあります。
友人のウォズと一緒にパーソナルコンピュータの開発を始めたジョブズは、76年に自宅のガレージでアップル社を設立。やがて商品化したAppleIIが大ヒットし、ジョブズは巨額の資産を手にする。しかし、急速に組織が拡大したアップル社で、その独断専行のふるまいが周囲の反発を呼び、創業者でありながら会社を追われることに。
スティーブ・ジョブズ
マイク
ダニエル・コトキー
アーサー・ロック
クララ・ジョブズ
ロッド・ホルト
クリス・アン・ブレナン
ポール・ジョブズ
ジャック
ジョン・スカリー
スティーブ・ウォズニアック
監督、製作
製作
脚本
撮影
音楽
編集
衣裳デザイン
キャスティング
[c]2013 The Jobs Film, LLC. [c]キネマ旬報社
ここまでに成る人物は、 ちょっとやそっとでは済まない 人生ストーリーがありますね。 現状に満足せず、留まることなく進んでいく。 天才的な人って、どうしても周りとの 歩み方が違うんでしょうね。 それにしても、欧米の経営陣の食うか食われるかの 闘いには、ぞっとさせられますね。 アシュトン・カッチャーの演技が 真に迫っていたんでビックリしました。
こんなにも屈しない精神。 自分の描いたビジョンに到達するために、彼の辞書に‘妥協’は存在せず。 ガレージから始まって、彼亡き後も新発売には店頭に行列。Voila!シンプルでスタイリッシュで、皆が使える機器をモットーに、とことん、突き止める。 Stay hungry stay foolish. まさにこれ。 appleの職場といい、身なりといい、自由だ。しかし一人ひとりがITマニア。プロフェッショナルというよりマニア。大きくなりすぎて、新しい物を作りたいっていう信念だけでは会社は動かせなくなった時、仲間と袂を分かつ時、ガレージで仲間とコツコツ作業にいそしんでいた日々を愛しく思う。彼も思っていたでしょう。時に同僚や部下を首にし、冷酷なのかと思うが、母屋で流す涙に彼も1人の人間なのだと、理性をリセットさせられる。 ビジネス、お金と執着しても、それを成すにはアイディアが必要なのだ。彼の斬新なアイディアは、どこまでITの道を照らすのだろう。 A.カッチャーも良く演じています。 ジョブスが本当に今の人なので、皆が知っていて、もちろん資料映像だってたくさんあるからこそ、演じるのは難しい。そしてジョブスの仲間を演じたcastも地味に良い。 アメリカンドリーム。日本の企業には出来ないでしょう。彼の名言から察し、自由な発想こそ、日本の企業ルールや規制で生まれない。日本の企業、大いに見習うべし。
強烈な個性のスティーヴ。 誰かに合わすことのできる人はリーダーには向かないと言う人がいたが、それならばスティーヴはまさにリーダーの中のリーダー。 もっともっと詳しいエピソードを見たかったけれど、上映時間の制約の中ではこれ以上望んだら作品が破綻してしまったに違いない。 パソコンの創成期から現在への流れを追うことができたことだけでも大収穫だった。
同じ時代を生きているので、複雑な気持ちになる。 モトローラ68000とか懐かしいと思って観てしまったが、テクノロジーが特別なことではないと思うし、実現したことも特別なことではないと思うが、結果的に世界は大きく変わった。 一人の人間が世界を変えるということは、こう言う事なのだと客観的に観てしまうと感動が少なくなる。 もし、自分も世界を変えようとしているなら共感しながら観れたかもしれないし、自分も世界を変えてきたと思いながら観るのも楽しいかもしれない。
Appleの創設からCEOに返り咲くまでの物語。 会社を辞めたり興したり、アメリカの社会らしいドライさがまた面白い。 社名を考えるときも、それを見たらほしくなる名前............とか言って、簡単にAppleってつけちゃうなんて~~~ぇ。 誰もが知ってるAppleも、こんなドラマがあったなんてね。 波乱万丈ってやつ!? クレイジーな奴ほど天才で、世界を変える..................。 そのクレイジーって..........................やっぱオタク系かい!! もうジョブズはいないけど、クレイジーな奴らがいる限り、いいものを作ってどんどん世界を変えてほしいね。 ただ、先日発売されたiPhone5cと5S、価格を抑えるためにcを出したみたいだけど、ちゃちっぽく見えちゃってちょっと不調の様子。 安けりゃ~いいってもんじゃないのよね。 高くてもいいものは売れる。 これからのAppleはどうなっていくのかな??? そういえば、ジョブズが会社に出勤してくるといつも身障者用のパーキングに駐車してたけど、アメリカってそういうのすっごくうるさいんじゃなかったっけ??? ちょっと気になっちゃいました。 最後にジョブズの周りの代表的な役者さんと実際の方の写真が出たんだけど、どれも本物そっくりでびっくり!! よくぞあそこまでそろえたと!!
アシュトン・カッチャーはじめ、出演者のそっくり産ぶりには拍手を贈ります。 実話をやる以上、あまりかけ離れた容貌では入り込めませんからね。 ジョブズの歩く姿など見事でした。 個人的には、後もう少し先の時代(映画の中でにおわせた新製品が世に出るまで!)が、是非観たかったです。