鈴木裕乃
大野真希
死をかけた不条理なゲームに参加させられた若者たちの姿を描くシリーズ第2弾。キャストを一新、7人の少女たちが新たなサバイバルゲームに巻き込まれていく。監督は「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」の芦塚慎太郎。出演は、アイドルグループ、私立恵比寿中学の鈴木裕乃、松野莉奈、「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」の宮武美桜。
日本児童の学力低下を食い止める法案“義務教育延長法”によって実施された死のゲーム“ジョーカーゲーム”で敗北を喫した大野真希(鈴木裕乃)、島本紀子(松野莉奈)、小島理恵(宮武美桜)、下川ちひろ(吉田まどか)ら7人の女子高生は矯正施設に送られる。外界とは壁によって隔てられてはいるものの、その内側には青空と芝生の緑が広がり、健全な雰囲気が広がっている。不安を抱えた7人は状況が判らず、最初は何気ない一言だけで一触即発ムードが漂っていたが、毎日を共に過ごす中、3ヶ月後にはお互い強い絆が生まれていた。そんなある日、学校の保健室のような場所に連れて来られた7人は、手術着のような格好で現れた女性指導官・大島由美の指示で、隅々まで身体チェックをされた後、注射を打たれて意識を失い、再び目覚めると陰鬱な部屋に閉じ込められていた。誰かがスイッチをONにすると照明が点灯、同時にテレビモニターのスイッチが入り、死神にも似たジョーカーの面を被った人物が彼女たちに語りかける。「“脱出ゲーム”の始まりです。部屋には様々なヒントが隠されています。そのヒントを見つけ、皆で協力して解答を見つけ出し、この部屋から脱出してください……」各自のポケットにはそれぞれヒントになりそうな道具が入っており、7人は早速、部屋の片隅に仕掛け穴を見つけるのだった。だがひとりがポケットに入っていたドライバーをその穴に入れた瞬間、穴から先の尖った棒が飛び出し、その頭蓋を貫き最初の犠牲者が出てしまう……。
[c]2013「ジョーカーゲーム2」製作委員会
[c]キネマ旬報社