「ノックは無用」で注目され、「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」で確固たる地位を築き、「お熱いのがお好き」では第17回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演女優賞を獲得したものの、36歳の若さでこの世を去った女優マリリン・モンロー。私的な文書をもとに、セックス・シンボルと謳われた自らのイメージを貫いた彼女の実像に迫るドキュメンタリー。監督はドキュメンタリーを数多く手がけてきたリズ・ガルバス。「キル・ビル」のユマ・サーマン、「フォーチュン・クッキー」のリンジー・ローハン、「アルバート氏の人生」のグレン・クローズ、「レスラー」のマリサ・トメイらが彼女の姿を浮き彫りにする。
ストーリー
厚い唇に口元のホクロ、腰を動かしながら歩くモンロー・ウォーク……世を魅了し不動の地位を築いたものの、1962年に謎の死を遂げた女優マリリン・モンロー。プライベートな面はごく一部の身近な人にしか見せず、セックス・シンボルと謳われた自らのイメージを貫いていたが、没後50年を迎え自筆の文書が初公開された。そこには、ひたむきに生きる一人の女性としての姿があった。私生児として生まれ里親や孤児院の間を行き来した生い立ちから急に訪れた最期まで、私的な文書をひも解きながら彼女の実像に迫る。