ベネディクト・カンバーバッチ
ジェームズ
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などで注目を集めるベネディクト・カンバーバッチの初主演作。末期ガンに冒された青年が親友たちとともに旅に出る姿を通じて、男同士の絆や生きる意味を描き出す。監督のハッティー・ダルトンは「レイヤー・ケーキ」などで編集スタッフとしてキャリアを積み、本作で長編監督デビュー。
29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)。末期ガンに冒され、残された時間の少ない彼は、3人の親友、デイヴィー(トム・バーク)、ビル(アダム・ロバートソン)、マイルズ(JJ・フィールド)を誘って、“世界一好きな場所”ウェールズ地方のバラファンドル湾へキャンプ旅行に出かける。しかし、体力が衰えつつあるジェームズをカートに乗せ、男だけで行く気ままな旅は思わぬトラブルとケンカの連続だった。次第に、それぞれの抱える葛藤や本音が露わになって行く……。さらに、目的地を目の前にしてジェームズの病状が悪化。皆の制止を振り切って、激痛に苦しみながらも前へ進もうとするが……。過酷な道のりの末に辿り着いたその場所で、ジェームズが明かしたこの旅の真の目的とは……。
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